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2006年3月

2006/03/25

 ヒレンジャク 3 秋が瀬

  このブログを公開して(1月21日スタート)2ヶ月余りが経ち、この間のアクセス数は、1200件に達している。ブログとして多いのか少ないのか分からないが全く想定外のことで恐ろしい様な数字です。そのつど新しい記録を期待されて、のぞかれる方には申し訳ありませんが、いつも不運続きだったマイ・フィルドの秋が瀬で今日ようやく10羽程の群れを見ることが出来たので、3回続けてのヒレンジャクです。20060404_211258894

 秋が瀬から2週間離れている間に、桜がほころび始め、モクレンが林のところどころで、白いランプのような花を咲かせ、すっかり春の装いに変わっていた。変わらないのは、レンジャクフアンのバーダーだ。 今日も多くのカメラの砲列が、ヤドリギの丘に向けられていた。 朝のうちは、2羽が枝影から出たり隠れたりして気をもませたが、昼近くになって10羽程の群れが来て、一気に活気づいた。ヤドリギの実を食べては、地表の水場に降りたって、喜ばせてくれた。
 Dsc_6161 ヤドリギの実は甘く、野鳥の絶好の餌になり、種子が排泄されるが、このとき種子は粘性を帯びていて、鳥の肛門から簡単に落ちないため、鳥がお尻から糸を引きずりながら飛び、枝や幹に付着する。付着した枝や幹を宿主としてそこで発芽し寄生するのであるがレンジャクがまさに、その働きをしていた。 地面に落ちずDsc_6224_edited_1 に無事宿主に付着した種子は、宿主の幹や枝に楔型の根を食い込ませて樹木から水や養分を横取りする。宿主となる木は、したがってケヤキやブナやミズナラなどの落葉高木である。ヤドリギが悪者のようであるが、ヤドリギは常緑樹でありヤドリギ自身も光合成を行っており「半寄生植物」なのである。また、落葉樹の葉が落ちている秋から春までの間だけの居候だし、なによりも鳥達に果実を提供している功績もある。
 フランスの地方では、クリスマス前からヤドリギを玄関などに吊るし新年にその下でキスをすると幸せになるとされ、その風習が今も残っているそうである。 Dsc_6182_edited_1

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