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2006年5月

2006/05/27

 ミソサザイ(5月21日撮影)

 先週の日曜日に、ミソサザイ狙いで、日帰りで遠征したのであるが日の射さない沢筋は暗く、ロウシャッターで撮った写真はブレブレでブログにすることを、ためらっていたのであるが、今日は雨に見舞われ鳥撮りができなかったので、毎週更新を誓ったところでもあり掲載することとした。20060527_142949345_1

 沢に入って直ぐにミソサザイが現れたが、逆行のうえ近すぎてピントもぎりぎりのようであるが動くことが出来ないのでそのままシャッターを押した。
 その後は、暗い水際で動き回る姿は何度か見られたが良いスポットには出てくれず、思うように撮ることが出来なかった。
 ミソサザイの名の由来であるが、ミソは、その色合いからかと思っていたが、そうではなく水の流れを指す「溝」からであり、サザイは、小さいことの形容詞の古語「ささ」 から転化したものだそうである。小さなことを、些細なことと云うのもここから出たのであろうか。
 たしかに、ミソサザイは全長10cm、体重9グラムとのことであり、一円玉10個分より軽いが、その体で、良く通る声で盛んにさえずるエネルギーには、感心する。20050522_91313350_2

 陽の射し込まないこの沢は、まだ早春の趣で、シロバナエンレイソウが大きな葉をひろげ、キクザキイチリンソウが林床に咲いているのが見られたのが、慰めだった。Dsc_7011_edited

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2006/05/20

 カッコウ

Dsc_6924_edited    昨夜来の雨があがった秋が瀬では、先週のツツドリに変わってカッコウが高らかな声を響かせ夏の到来の近いことを告げていた。
 この、ツツドリやカッコウ、ホトトギスは、なかなか見た目で判別がつきにくいのであるが、それぞれ独特の鳴き声であり、さえずれば直ちに分かるので有難い。中でもカッコウは英語でもCockooであり、誰もが馴染み深く、また夏の高原を思い起こさせてくれる声だ。Dsc_6941_edited_1
 見分け方としては、ツツドリは下面の横縞が太くて粗く目は褐色でカッコウの黄色い目と異なっている。ホトトギスは小さく、横縞が太くて少ない。
 カッコウが鳴き始めると、秋が瀬の森は深い緑に包まれ、冬鳥から夏鳥へと楽しませてくれた探鳥も終わりに近づくこととなる。それだけに、サンコウチョウをどうしても、この森で見ておきたかったのであるが今日も、早朝にはメスがいたとのことであるが果たせなかった。Dsc_6918_edited_2Dsc_6901_edited20060520_182014758_1

真っ白な複散形花序(花火のような花の形 )が・・・。
    オオハナウド
 

   

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2006/05/15

 シジュウカラ

 金曜(12日)に待望のサンコウチョウが入ったと聞き、雨の中を土曜日の半日と今日も朝からほぼ一日中、秋が瀬子供の森に入りきりで粘ったが、サンコウチョウは全く姿を見せず徒労に終わった。キビタキやツツドリは鳴き声を良く聞かせてくれたが、高い梢のうえに僅かに姿が見られたものの、緑葉に邪魔され写真にはならなかった。二日の間、一度もシャッターを切らずに終わるのも無念なので、目の前の枝に現れるシジュウカラを撮った。20060514_230955321 Dsc_6868_edited 

 留鳥であるシジュウカラは、いつでもどこでも見ることが出来、森の中ではスズメよりも多いのではないかと思われるほどであり、カメラを向ける気にもならなかったが良く見れば、背中のオリーブ色と青みを帯びた灰色の羽とが微妙な組み合わせになっていて、派手さはないものの美しく、胸の黒いネクタイ模様もシャレている。 シジュウカラのピーツ、ピーツ、ピーツとさえずる声が、いやでも耳に入るが、地鳴き は、シッツ、ジュク、ジュクであり、ここからその名のシジュウ(四十)となったものであり、カラ(雀)は、小鳥の総称を意味するものである。このことからも、昔から人の身近に多くいた小鳥である気がする。 20060514_230851159_1

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2006/05/05

 秋が瀬・サンショウクイ

 この連休中、はじめて秋が瀬に6時から3時間程ではあるが入った。昨日はオオルリやキビタキをはじめとして、人も鳥も沢山出てにぎやかだったとか。ことに、コムクドリが30ほどとか、レンジャクも4、5羽が飛びコルリの声もしたと聞いて勇んで出かけてみた。しかし、いつものように昨日は良かったが・・・というパターン。トホホ。Dsc_6789_edited

 それでも、出会った人からサンショウクイの鳴き声を聞いたという方角を教わり、首が痛くなるほど、新緑の梢を見上げながら捜しまわって、ようやく証拠写真程度であるが撮ることが出来た。子供の森中央の原のっぱの大きな木の上を、白っぽい体を見せながら飛び回っていた。20060505_130228260_1                                      サンショウクイは、白い額に黒い過眼線が頭部につながり、細身の体に長い尾羽があり、スマートな感じがする。

 この鳥の名前は、鳴き声が「ピリリ」と聞こえるので「山椒は小粒でも、ぴりりと辛い」という諺から、山椒喰とつけられたという。ずいぶん、昔の人はシャレたユーモアに富んでいたもんだ。20060505_133025491

 その森の下草の中でチョウジソウが青紫色の花を咲かせ始めていた。この花は、秋が瀬ではあちこちに見かけるが、絶滅が心配されている野草の一つなのである。上空の鳥ばかりに気を取られ踏みつけないようにしたいものだ。 20060505_124654464

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2006/05/04

 伊香保・戸隠・妙高 2 クロツグミ

Dsc_6771_edited 伊香保から山越えし、菅平を抜け戸隠に入った。戸隠高原は、まだ1mを越す雪に覆われていた。木々も芽吹き前の状態であり、夏鳥が姿を見せるような状況ではなかった。早々に退散し宿泊地の妙高に向かい、5時頃についたが空は曇りはじめていた。イヤな予感がしたのであるが翌日は一日中とうとう雨に降り込められてしまった。

 今回は、ペンションスノーグースからのニュースにクロツグミやサンショウクイがあったことに誘われて来たものである。いも り池 に近いこのペンションの周囲は隠れた探鳥地でありクロツグミが直ぐそばの森に現れるとのことである。 3日は、絶好の好天に恵まれた。クロツグミは、雪の積もる森の裾原に2度ほど現れたが、動きが早く撮ることが出来ず、少しペンションから離れた、水芭蕉がひっそりと咲く森下の雪のない所で、ようやく撮ることが出来たがブレブレ。

 雪の上を跳ね歩くクロツグミを撮れなかったことが残念でならない。腕の悪さを棚に 上げて、警戒心の強いクロツ グミが恨めしかった。今も、クロツグミの「キョキョキョ」とか「キョンキョンキョコキョコ」のような鳴き声が耳に残っている。20060504_123322392_2

 撮り損ねて、ガックリしているときにキビタキがとつじょ目の前の低い枝に飛んできて慰めてくれた。Dsc_6758_edited_2

 戸隠高原の残雪の多さは、これまでに例がないことだそうである。昨年同じときに行ったが、雪は日陰に残る程度で夏鳥や留鳥の鳴き声で溢れていた。自然の多様さに妙に感心して帰路に着いた。Dsc_6777_edited_2                                        ペンションスノーグース近くの森

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2006/05/03

 伊香保・戸隠・妙高 1  コマドリ

Dsc_6659  伊香保の誰がつけたかコマドリ劇場へ。5月1日、2日の2泊の予定で、戸隠高原と妙高へ出かけたのであるが、藤岡JCの直前で急にコマドリに会いたくなって、そのまま関越道を直進してしまった。6時前に現地に到着したが、駐車スペースはすでに塞がっていた。連休の合間とはいえ平日なのにコマちゃん人気に驚かされる。もちろん、中央の撮影スペースは、とうにカメラの砲列がひかれていて、入る余地がなく脇のほうから撮らせて貰った。戸隠高原に直行するつもりだったので、ずいぶん早く到着した気でいたが甘かった。また、9時ごろには引き上げるつもりが、10時まで粘って3度ほどコマちゃんと出会った。Dsc_6660_2

 コマちゃんは、周囲の木々や藪の中であの美声を、張り上げて聞かせてくれるがなかなか、カメラの前には出てくれない。出ても、今日はご機嫌が悪いようで、あっと言う間に飛び去ってしまう。
  コマドリは森中に響きわたるような朗らかなヒンカラララララの鳴き声を馬のいななきに聞きなし 駒鳥と命名され、3鳴鳥の一つにあげられている。確かに鳴き声も素晴らしいが、その姿や色合いにも魅かれる。橙色の頭部と胸、橙茶の背中、薄い灰青色の腹というように大胆な色彩の配色は見事と言うほかない。また、足がなんとも長く、尾もぴんと立ち、いかにもスマートないでたちである。 Dsc_6670_edited_2

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