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2006年7月

2006/07/30

 シロハラクイナの親子

20060729_190303309  あのシロハラクイナに5羽のヒナが誕生した。ちょこちょこと親の後を追うヒナがなんとも可愛い。
 シロハラクイナは日本では沖縄や西表島を中心に棲息し、近年では少しずつ棲息範囲を広げつつあるとはいえ九州や四国の一部までであり関東では2002年の神奈川・三ツ池や04年の臨海公園など数例に過ぎないようである。
 そのシロハラクイナが繁殖までこぎついたのは県内はもとより東日本で、初めてのこと。快挙だ。あのオガワコマドリより、はるかに貴重な記録とのこと。Dsc_0048 Dsc_0056

 葦の中の営巣から毎朝6時頃に、稲田に姿を現し、田のあぜを渡って幾つかの田でほぼ一日を過ごし、夕方近くに再び葦の中へ戻るパターンであり、そのときに途中の水が溜まった休耕田で、水浴びをして見せてくれる。このシャッターチャンスを狙って昨日の午後4時頃からと、今朝も5時過ぎに土手に立った。土手にはすでにカメラの砲列があって、驚かされる。Dsc_0005                                        今朝のシロハラクイナは、葦の中からいきなり道端の水溜りへ親鳥が出てきて、しばらく水浴びをしたり毛繕いをし、そのあとヒナを連れ出して稲田に向かった。
  そのときの様子が上の写真であるが、ヒナは草に隠れて、あまり姿を見ることができなかったが、5羽の無事な姿を確認し、一安心する。 きのう聞いた話では、イタチがいて、親が撃退したとのことであった。ヒナは、真っ黒な小さな体で親の周りを元気よく動き回っていた。

      日本野鳥の会埼玉県支部による記録
 6月14日に観察されて以来、二羽観察され季節的に繁殖の可能性が期待される。
 7月 9日抱卵交代と思われる行動が観察される。
 7月22日アシ原内で雛が生まれ、餌を運んでいると思われる行動が観察される。
 7月23日朝から同様な行動が見られ、11時40分頃、アシ原の下から親に連れられた5         羽のヒナが初観察された。20060729_185645786
 

     

                                      

 

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2006/07/26

 アオバズク 7/22撮影

20060726_201708843_1                                                            アオハズクが営巣していた北本の、ある宗教団体の園内でヒナの姿が見られるようになった頃なので、梅雨の合間に出かけてみた。
 ただでさえ、緑葉に覆われた暗い梢であり、雨模様の天候なので、少しでも明るい所に出てきてくれるのを祈るような気持ちで待ったが、夜行性のアオハズクは、 頭巾をかぶったような頭に丸い顔で大きな金色の目を開いて、ただじっとして動く気配がなかった。
 まだ、褐色の縞模様がはっきりしないヒナは毛糸 のおもちゃのような茶目っ気のある姿を見せてくれた。無事に巣立った4羽のヒナの姿が確認できた。
 アオハズクの名は、青葉の頃に渡ってくることから。鳴き声は、「ホー、ホー、ホー」であり、一般にフクロウが鳴いていると思われている、あの鳴き声はアオハズクである。Dsc_31_2

   下の写真は、蛇に襲われ一瞬だけ明るい下の枝に留まったもの。襲ったのはアオダイショウで地面に落ちた。20060726_203619367

 実は、17日に「ハス池3」をアップした途端にパソコンがトラブッテしまい、どうしてもBIOS画面になったきりでWindousが立ち上がらなくなってしまった。現在そんなわけでパソコンは入院中である。いつ修理から戻るか今のところわからない状態。パソコンが手元になくなってみて、いかにパソコン中毒にかかっていたかがわかった。 それで、会社のノーパソを借りてきて急遽セットアップした次第。
 幸い写真等の私にとって大事なデーターは外付けのハードディスクにコピーしてあったので泣かずに済みました。このアオハズクは、そのパソコンによってアップ。
   

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2006/07/18

 ハス池 3 カワセミの獲物

20060717_122943577  ハス池を1~3に分けてアップ。飛び物に挑戦したくデジスコを一眼にかえたのであるが、池畔からは、ハスの葉に被われ水面が見えず結局止まりものとなった。
 カワセミは、近くの川に営巣していてハス池には採餌のためにやってくる。
 池に飛んできたカワセミは、まず池畔のフェンスか樹に留まった後、池面に近いハスのつぼみに渡る。大きなハスの葉の下のつぼみをえらぶことが多いのは、日陰だからと言うわけじゃなく影を落とさないためだろう。20060716_19155566320060717_132627582                                    

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 つぼみを離れた一瞬後に屋根に留まったカワセミは大きな魚を咥えていた。20060715_220505696

   Dsc_0031 Dsc_0032 Dsc_0033_1 Dsc_0038        

のけぞるように上を向き、魚の尻尾の方に咥えなおし首を振って足元の柱に何度も叩きつけた。大きな獲物の場合、骨を砕き呑み込みやすくするためである。Dsc_0040_1

その場で食べるときは頭から呑み込むのであるが再び咥えなおし尾の方を半分ほどしっかりと口に入れ森へ飛び立った。

 
 


         

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2006/07/16

 ハス池 2 ハス池の仲間たち

Dsc_0006_edited  ハス池は、当然のことながらカワセミだけではなく多くの鳥や虫たちが棲息の場としている。、ほんの半日ほど池畔にたたずんでいただけであるが、そんないくつもの姿を目にするDsc_0004_edited0ことが出来た。                 ゴイサギが、池畔の大きな樹からハス池中央の飾り家に飛び降りてきた。池の魚を獲りながら、時には何時間もそこに居続けることがあるそうだ。。ゴイサギがいると、カワセミなどが警戒して池にあらわれないから、ここでは嫌われ者である。幸い、今日は半時ほどで、満腹になったのか引き上げてくれた。Dsc_0011_edited_1

Dsc_0036_edited                                         カルガモが、3羽の孵ったばかりの雛をつれて、ハスの大きな葉っぱの下を縫うように散歩?をしていた。雛は親鳥の心配そうな様子をよそに、ちょこちょこと葉の上に乗って遊んでいるように見えるのが、なんとも可愛い。先日、2羽の雛が目の前でアオサギに襲われ食われるのを目撃したが、どうすることも出来なかったと、教えてくれる人がいた。 Dsc_0059

 鮮やかな真っ赤なトンボが丸まったハスの葉に羽を休めていた。赤トンボと通称されるアキアカネに対し、これはナツアカネで太目の胴が特徴。Dsc_0088Dsc_0071     

 蝶のように、広い羽を待ち、飛び方もひらひらと舞うように飛ぶことからチョウトンボと呼ばれるこのトンボは7・8月の限られた時期にだけみられるとのことである。日の光に当たると、ブルーやグリーンに羽が輝いて美しい。この2種のトンボのほうがカワセミよりも、稀少な出会いであったようだ。
                

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 ハス池 1 カワセミ

Dsc_0064_edited_1  お盆なので、ハス池に足を運んだ。今年は、どこもハスの開花が10日ほど遅れているとかで、ここでも葉の上に花茎が伸びていない花が多く見られ、今年の咲きぶりは、良くないとのことだった。ただ、こちらの目当ては、そこに飛来するカワセミである。このハスとカワセミの取り合わせは、ハスカワと称されて写真の格好の題材となっている。現地に着いたのが8時過ぎになってしまい、心配したが午前中に3度ほど姿を見せてくれた。 Dsc_0021_edited
 カワセミは、清流に棲む鳥として自然環境のシンボルともされているのであるが、最近になって都市部の公園の池や、河川でも良く姿が見られるようになった。これは、水質が良くなり餌となる魚が豊富にな20060715_221647135ったこともあるが、なによりもむしろカワセミが環境に順応したからだと言われる。清流のイメージから離れたところでも棲息するカワセミはもはや「新カワセミ」と考えることとすると言う人もいるくらいである。
 棲む環境ばかりでなく、年に一度だった繁殖行動が複数回になったりして個体数が増えている反面、同じ個体を二年以上同じ なわばり内で確認することができなくなってしまい、寿命がは短くなっていることが観察されているそうだ。懸命に過酷な環境に順応しているカワセミに、安直な餌付けなど絶対に慎み大事に見守ってほしいものだ。
  ここでは、一日に3、4度のシャーターチャンス待って待機するカメラマンの心意気に救われる思いがした。

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2006/07/08

 ヨシキリとハンゲショウ

20060708_225737118_1  天気予報を見るとどこも傘マークばかりなので、溜まった本でも読むことにして、この週末は家にこもっていようと思っていたが、やっぱり少しでもデジスコをのぞかないことには、落ち着いていられなかった。
 9時過ぎになって秋が瀬のピクニックの森に行ってみた。ピクニックの森に入ったのは3ヶ月振りぐらいになろうか。木々の緑と草が生い茂り、まるで違った所に入り込んだような錯覚を感じさせられた。予想通り、鳥の鳴き声もなく森は静まりかえっていて、一人の釣り人とバードウォチャー、蝶を撮りに来た人の3人だけだった。ただ、それで十分だった。それぞれの人たちと少しずつ会話をしてまた静かな森の中を歩く気分は、悪くなかった。
 草むらの、ところどころにカンゾウのオレンジ色の花が顔を出していたり、クサフジがつるの先に水色の花をつけていたりするのが目に入り、いつの間にか野鳥から野草に関心が移ってしまっていた。そして、なによりも嬉しかったのは、ハンゲショウである。あの白い葉と真っ白な花の穂先を弓なりにかざして咲いていた。20060708_215155070_1

 ハンゲショウは、7月初旬をさして古くは、半夏生と呼ぶ言葉があって、このころに白い葉をつけるからとか、半化粧の意味からとも言われている。
 森の片隅に、そっと咲くこの花を目にして、盛夏を前にした、この時期を半夏生と言い、また、この草の涼感にその名を託す先人の細やかな季節感に、うたれる思いに誘われた。森の駐車場の外で、オオヨシキリが待っていてくれた。Dsc_0166_1
        クサフジ                20060708_232833017_1Dsc_0132オハグロトンボ

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2006/07/02

 水場に憩う野鳥たち  富士山奥庭

 富士山5合目近くにある奥庭を再び訪ねる。8時半頃に到着したときは、天候を気遣ってか、カメラマンが一人いただけだった。曇った空から薄日が射すほどで雨の心配は全くなく、同行のKさんと共に喜び勇んでカメラを据える。始めのうちは鳥の出も悪かったが、ヒガラが姿を見せたのを機会に、次々と奥庭でなじみの鳥達が水浴びに現れた。富士山麓は全体が溶岩に覆われているため雨が降っても地表に水が溜まらないことから、鳥たちにとって、この山荘の小さな池も貴重な水場となっているのだろう。
 日本で最も小さく、もっとも軽い(6g)と言われるキクイタダキは、オリーブいろの小さい体をせわしく動かしながら水浴びをして行った。メボソムシクイ(2段目の写真)と3段目のカヤクグリはサービス良く水浴シーンを見せてくれた。ウソのオスが待ちきれずに混浴となった。こんなに美人のウソのメス(4段目左)を始めて見た。そして、いつものあの鳴き声をあげることもなく突然、ホシガラスが現れた。 
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