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2006年8月

2006/08/27

 親離れしたシロハラクイナの子

20060827_110902047_5  シロハラクイナのヒナの成長の早いのには、驚くばかりである。シロハラクイナが特別なわけではないのかもしれないが、もうヒナは、親鳥と、さほど変わらぬ大きさに成長していた。そして、覆っていた黒い産毛が取れて、真っ白な顔や胸と腹が現れ、まさにシロハラクイナに変身を遂げていた。
 どうやら、前回見て(13日)アップした直後から変身を始めたようである。また親離れは、いろいろな方の観察ブログから推察すると完全に親鳥と別行動をとるようになったのは、20日頃からのようであり、7月23日11時45分にヒナが初確認されているので、生後約一ヶ月ということになる。             20060827_111947860
 どうも、おみそれいたしました。これまでシロハラクイナの子がクロハラとはと、茶化していたので、今日はどうもニラマレテいる様な気がしてならなかった。 羽もかなり立派になったようだが、まだ飛Dsc_41ぶところは見ていない。そのかわり、クイナだけにと言おうか、駆け足の見事な速さを再三示してくれた。

 ただ、朝のうちの6時から3時間ほどいただけであるが子供は2羽を見ることができただけであり、残りの3羽が気がかりである。2羽がイタチにやられたと言う話しもあり心配だ。                  Dsc_0046   田んぼの持ち主さんが稲刈りと、鳥がいなくなるのと、どっちが早いかな、と気にしていた。この一帯の田んぼでも早いところ は稲刈りが始まっている。来週あたりが稲刈りの時期のようだ。ここのお米はアキタコマチとコシヒカリだそうで、アキタコマチから先に刈るそうである。シロハラクイナの巣近くの田んぼの稲が、どちらなのか素人には見当もつか ないが、この一帯で生産される、お米は旨いこ とで知られているそうだ。Dsc_0003_edited_1 

 親鳥は、離れたところで単独行動。
 子供との違いは、クチバシと脚の色と、羽の大きさぐらいだろうか。案外、旅立ちの日は近いのかもしれない。

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                                                         ミソハギとジュズ
離れた田んぼの畦に、ミソハギが花をのこしていた。ミソハギのミソは、盆花として摘まれることから禊の意。

 

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2006/08/20

 カワちゃんのワカちゃん物語

20060820_192942141  高校野球の甲子園ばかりが元気なのじゃないとばかりに、森の池畔では、この春に誕生したカワセミの若がデビューを元気に飾っていた。20060820_194542610
  どうだい、かっこいいでしょう。 そりゃ、お父さんやお母さんに比べたら、ちょっと羽の色艶は鮮やかさに欠けるかな。とくに胸やお腹の赤みは大人にならないと。でもね、プロポーションなら自信あるんだ。
 まあ、よろしくね。きれいに撮って、欲しいのだけど、腕前は大丈夫なのかな。20060820_194607188                                それにしても、お父さんやお母さんは、何処へいっちゃたのかな。ふ~ん。奥の大きな池だって。淋しくなんかないよ。もう一人で生きていけるんだから。
 一番子かって聞かれても、分からないよ。
確か、5月頃に生まれて、それはそれは大事に育ててもらったんだよ。名前なんかないよ。カワちゃんでも、ワカちゃんでも、どっちでも僕はかまわないヨ。それより、もう餌を自分で捕らなきゃいけないんだ。だから、またね。20060820_194158891
 どうだい。上手いもんだろう。 ちょっと小さいエビだけど。今朝、魚も食べたから、これくらいで良いのさ。
 あれから、ずっと待っててくれたんだ。この暑いのに、よくやるね~。僕たちは、暑いときは、あまり飛び歩かないで森の日陰や草の中にもぐっているようにしてるんだ。20060820_193942797_1

 あツ、いけない。大切な羽を濡らしちゃった。どこか、いたんでいないかな。
 え、え、バックシャンだって。なにそれ。ずいぶん古いね言うことが。この背中の柄と光沢が、僕らには大事なのさ。宝石みたいに、光の当り方によって、さまざまに変わるって。うん。それによって、嫌な虫や怖い天敵が近づかないようにしてるんだ。だから、いつも水場で羽を洗ったり、繕ってるのさ。20060820_193234954                  あの、あの、よろしくね。君もニューフエイスかい。君とはなんだか仲良くやれそうだね。
そりゃ~、わかってるよ。夏も終わりだってことも、秋がそこまで来ていることだって。 でもね、少しぐらい休ませてくれよ。
 もっと、もっとこれから力強く飛べるように、頑張るからさ。20060820_194415860

                

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2006/08/13

 すくすくとシロハラクイナの子

Dsc_0035_edited   シロハラクイナの子らが、どうしているか様子を見に行った。
 このところの猛暑や台風がらみの大雨で、生まれたばかりの5羽のヒナ達に異変が起きていないか気になって、まだ久し振りの登山で筋肉痛が残るが、じっとしていられず、5時半頃に、ねぐらの芦原の上の土手にカメラを据えた。
 それが幸いして、いつもより一時間も早いシロハラクイナ一家のお出ましに間に合った。まずは、親が安全を確かめるように、葦の中から路上まで出てきて道端の水溜りで少し過ごしたのち、再び葦原と田のあいだの畦で待つヒナをつれて田んぼに入った。そのときに、5羽の子供が確認できほっとするとともに、ずいぶん大きく育っていることに驚かされる。孵化が確認されたのが7月22日とされているから、今日が22日目となる。 まだ、羽は伸びていないが足は体に不似合いなほど大きくなり、素早い動きを見せる。Dsc_0031_edited

 シロハラクイナの子が、クロハラなのが可愛いくもあり、可笑しい。
 孵化した雛は、全身が黒い綿羽におおわれ、くちばしの根元に白い斑があり、この白斑が成長するにつれて顔のほうに広がってDsc_0050_editedいく。
   田んぼは、この時期は水が落とされているため、あまり奥には入らずに、シロハラクイナの一家は田の縁の細いくさの刈られた畦を歩きながら、田んぼに首を突っ込んだりしながら餌をとることが多いようだ。そこで親から餌を与えられたり、餌のとり方を学んでいるようである。
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 餌は、図鑑に寄れば主に昆虫や甲殻類を食べるとされているが、ここで目にする限りにおいては、ミミズやタニシなどを捕らえていたり、今日は稲穂に飛びついてくわえているのを、何度か目にしたが稲が目的だったのか、そこにバッタでもとまっていたのか見分けられなかった。親鳥は、田んぼに入り込んだり溝に下りたりして餌をとっては畦にいるヒナに餌を運んでいた。

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2006/08/10

 花の山稜・蝶が岳  3 槍ヶ岳と穂高と花

20060810_172945968_2    朝日に染まる槍ヶ岳と穂高連峰 ↓20060810_172135192_2

 山々は、昇る朝日を受けて神々しい輝きを放っていた。ただ、黙って祈るような気持ちで見つめ、シャッターを切った。
 もう、こんなに間近で、この山々を望むことはないだろう。
 いつも、どの頂に立っても槍と穂高の雄姿を探すことが常だったような気がする。そして、最後に・・・。
 山も、高山の花もこちらの勝手な思いに応えてくれた。感謝。20060810_172545132
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 花の山稜・蝶が岳 2 出合った山の花

20060810_144804177    イワギキョウとオンタデが咲く蝶が岳の稜線から槍ヶ岳                                                        徳沢から長塀山を経て蝶が岳を目指す。深い森と急峻な登りが続く。その間、ウグイスとムシクイと思われる鳴き声がずっと聞こえ励まされる。
 今年は、花の最盛期である7月に大雨が降り続き草木が痛められてしまったとのことであったが、山頂近くにある、お花畑に出る前の登山道にも、多くの花が迎えてくれた。

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 花の山稜・蝶が岳 1 明神~徳沢

20060809_212133497_1 梓は、穂高と槍ヶ岳の雪解け水を集め、澄みきった流れを蛇行させていた。
 山に親しみ始めて40数年、この道を何度、いや何十度となく辿ってきた。それも、そろそろ終わりにするつもりでいる。良くここまでたいした怪我や事故もなくこられたものだ。
 ただ近頃は体力・気力的にも、単独行の登山は、きつくなってきた。さりとて、今流行のツアー登山など頑固親父ゆえ認めがたい。最近になって始めた探鳥の趣味に、きっぱりと切り替える潮時かなと思い始めている。今回の山旅は、そんな気持ちを整理 するためである。その山に、槍ヶ岳と穂高連峰に間近で対面できる蝶ヶ岳を選んだ。

 探鳥を期待されてブログを開いて下さった方には、申し訳ありませんが3回に亘って山と花にさせていただきます。管理人のわがままをを、お許し願います。

20060809_212349923_1  今回は梓川の左岸を行き明神池から徳沢へ。
 今朝6時30分の新幹線に乗って長野からバスで上高地に11時に着いた。
 今日は徳沢園に初めて宿泊する予定である。徳沢園は、あの氷壁の宿である。
 いつもは足早に通り抜けてしまう道であるが、ゆっくりと流れを見下ろしたり、森のふちに咲く野の花を撮りながら歩く。花の最盛期を過ぎているのが残念。20060809_213742290_1
 明神池では鴨 が岩魚と一緒に泳いでいたので思わずカメラをむけてしまう。   

 明神までは、登山者よりも一般の観光客のほうが多いくらいで、上高地の変貌振りに、戸惑わされたが、徳沢はキャンプのテントが多く張られてはいるが、落ち着いた雰囲気に包まれていて、ほっとした気分になれた。いまさら、昔日の上高地や徳沢の面影を求めることが間違いなのだろう。 

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2006/08/04

 南方からの珍客レンカク

20060804_171608886_1   レンカクについては、山渓の名鑑に、こう書かれている。『長い足指を持ち、水草の上を歩き回る細い体の水鳥。東南アジアから台湾にかけて分布する。日本には迷鳥として稀に出現し、主に西日本で観察されるが、記録は10例に過ぎない』
 7月に奈良に現れ伸び始めたばかりの稲の間を歩むレンカクの写真を目にし、その美しい姿に、驚くとともに、よっぽど夜行の高速バス に飛び乗ろうかと思い悩んでいるうちに、姿が見えなくなったと聞き、なにやら残念なようでもあり、ホットしたような奇妙な気分でいた。ところが、なんと霞ヶ浦、西の州の干拓地に出現したと言うビックニュースを先週耳にしたのであるが、暇が取れず、ようやく今日になって、まだ抜けていないことを祈りながら、暗い常磐道を急いだ。Dsc_0112_1                                     夏羽のレンカクは、頭部から前首が白く、首の後ろが鮮やかな黄色に彩られていて、日差しに輝き美しい。冬羽では、首の後ろの黄色の飾り羽もなく体の上部は褐色でおおわれているとのことである。
 また、なによりも驚かされたのは、水に浮いたハスの葉の上をスタスタと動き回る様子であった。見ていて、あっけにとられる。レンカクが乗っても、全く葉が傾くこともなく浮いたままである。その秘密が、このバカデカイ足だ。これでうまいこと重量バラ ンスをとっているのだろう。20060804_174019441_1
  餌は、水草の根や実のほか、昆虫や甲殻類などを食べるとされているが、下の写真では、魚かエビを捕らえて食べたように見えた。20060804_161336501_1

   20060804_174421610  20060804_203813901                                     、                                                     

                                                                                               

                                     

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