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2007年6月

2007/06/24

都会派の猛禽 ツミ

20070624_172616750   この土日は、半日づつ北本の某宗教団体の園地で過ごさせていただいた。ここでアオバズクとともに今年はツミが繁殖しようとしている。
 ツミは、繁殖記録が少なく生態のよくわからない珍しい鳥だったが近年になって都会の公園や寺社などで繁殖する例が増え、あまり人を恐れない猛禽だということが知られるようになったそうである。住宅地は意外に林地と比べてもスズメやシジュウカラなどの小鳥が多く、ツミはこうした小鳥の巣立ちビナを格好の餌食としている。20070624_172656359
 ここでも、都会派のツミらしく道路際の銀杏に巣をかけている。抱卵は、もっぱらメスが受け持っているようであり、オスは餌になる小鳥を捕食し、メスに渡していて、夫婦の分担がはっきりしているようである。20070624_172716437
20070624_174152000    ツミは巣の周辺約50mの範囲をテリトリーとし、カラスから徹底的に防衛することから、この園地では珍しくカラスの鳴き声を聞かないが、たまにカラスが入ってくるとものすごい勢いで追い出しているのが目撃される。
 また、オナガはカラスから巣を守れることを良いことにツミの巣の30メートルほどの範囲内に数つがいのオナガが巣を作っていること は珍しくないそうであるが、この森でもその通りの状況である。20070624_173104062

 ツミに、すっかり人気を奪われた格好であるが今年もアオバズクが営巣を始めた。20070624_172758109

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2007/06/17

夢かなう(その2) アカショウビン

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 キョロ、キョロ、キョロという声が、夜が明けたばかりの森を急ぐ耳に届く。大きな声であるが甲高くなく、ソフトでリズムカルな鳴き声は、心にしみこんでくるようだ。昨夜の宿で、姿を見ることよりも、昔聞いた鳴き声を再び聞きたくて、というお客さんがいたとのことであったが、たしかに虜になるような鳴き声である。20070617_122809125
 その声で、ポイントに飛んできたメスが遠くのオスと鳴き交わしていたと思ったら直ぐにそばに飛んできた。なにか言葉を交わすようにしたあと飛び去った。
 もう一つ、初撮りがかなった。オオアカゲラであるが撮ってから気がついた。アカゲラと思って、慎重さに欠けピンボケなのが残念である。20070617_131016406_2
 また、サイハイランに久しぶりに再開できた。そして朝露をのせたクリーンソウや紫陽花に良く似たヤブデマリが木漏れ日を受けて白花を輝かせ、コバイケイソウが水芭蕉のあとを受けて白い花穂をひろげ、テンニンソウが頭をのぞかせるなど、野草も遅い春を満喫しているようだった。
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夢かなう アカショウビン

20070617_012958937  野鳥に惹かれ、なんとかその姿を写真にと、鳥撮りを始めて2年余、この間の夢の一つがアカショウビンを撮ることであった。実は、鳥撮りを始めて直ぐに無謀にも深い森の中に棲むと言われるこの鳥が、松之山で撮影できると聞いて行ったことがあった。その時分は、デジスコの扱いも不慣れでシャッターを押すことも出来ずに終わってしまったことがあった。その時、以来アカショウビンへの憧憬が、この2年余の間、ずっと心のうちにたまっていた。その夢が意外に早くかなえられそうな知らせを受けて、一人で飛びつくような気持ちで出かけてきた。20070617_013234078 20070617_013446421  

 二日目の朝4時半に教わったポイントで、期待に胸膨らませて、待つこと2時間。キヨロ、キョロ、キョロ、ロロロ・・・・と澄んだ声が樹林の中を抜けるように近づくと同時に目の前の小枝に、その姿を見せた。木道に据えた三脚は、待ち受けていたカメラマンの興奮を伝えて揺れ、ピントの甘いものになってしまったが、なんとかアカショウビンを初撮り。 20070617_013618375
 そして、少し離れた森に再び、姿を見せてくれるサービスを提供してくれた。
 夢中で、スコープのピントをマニアルで合わせる。このときほど、周りで軽快に連写するシャッターの音を、羨ましく聞いたことはなかった。それでも、自分にとっては 夢のかなえられた一瞬だった。20070617_013755765

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2007/06/10

雨の田んぼ バン、オオヨシキリ

 昨年1月末にスタートした拙作のブログが、ちょうど100回目のアップとなりましたが、残念ながら昨日は所用があり、今日は雨で遠征もならずマイフイルドの秋が瀬の田んぼでの鳥撮りとなりました。それも大雨のため、その日に撮ったものをその日のうちに更新することを毎週続けると誓ったことがピンチになりそうな、厳しい100回目となりま した。20070610_220549484
 小降りになったのを見計らって田んぼへ。シロハラクイナでもといった安直な狙いを見透かされたのかシロハラは姿を見せてくれなかった。同じ葦原で営巣中のバンが畦に出ていた。このバンは7羽の雛の子育て中である。雨から子を守るように腹の下に抱き込むようにしていたが、はみ出したり外でたたずんでいる子もいた。20070610_21481360920070610_214933843  
 その、葦原ではオオヨシキリも子育て中で、雛が葦原の奥で盛んに元気な鳴き声をあげていた。一面に広がる田んぼの、ところどころにある休耕田が葦原となって野鳥たちに格好の棲息場所を提供している。20070610_220608281
20070610_214836546 また、セッカとコヨシキリもこの休耕田を棲息の場としていていた。コヨシキリは、白い眉斑とその上の黒線が、はっきりしていて、ピツ、ピツ、ピツ金属的な細い声でオオヨシキリのギョ、ギョ、ギョという鳴きかたと異なっているので、判別しやすいのだが、雨のためか葦の上に姿を現してくれなかった。
 ヨシゴイもまたこの葦原で営巣を始めたようだ。20070610_215015015
  おかげ様で100回をクリアできました。
 優れた写真や珍しい鳥を撮ったこともなく、ただ100回目を数えたことに過ぎませんが、ご高覧いただきまして誠に有難 うございます。多い日には100件を越す(一日平均50件)アクセスをいただいていますことが、何よりもの励みとなっています。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。200回目を目指し、精一杯頑張ってみようと思います。少し前に鳥の出を待っている間に撮った花ですが、その名にあやかりたく延齢草(シロバナエンレイソウ)を。20070610_232805031
 
 

   

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2007/06/02

罪? ツミ

20070602_215635515_1  先週の日曜に続いて早朝からサンコウチョウ狙いで出かけたのであるが、鳴き声をわずかに聞いただけで、今日は姿を見ることが出来なかった。その帰りに、何気なく寄った所で、思いがけずにツミに出会う幸運に恵まれた。20070602_220004703
20070602_215925312   ツミは顔全体が黒っぽい小さなタカであるが、オスは胸から脇がオレンジ色で精悍さと美しさをあわせもっている。また、このときは小鳥を捕らえて食ったあとであり羽づくろいをしながら、まったりとしているところである。
 少し、ショッキングであるが、そのときの様子を撮った。猛禽類として当然の行為であり、ツミになんの罪がないことは、ことわるまでもないことだろう。20070602_222627312
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