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2007年7月

2007/07/29

ワカ(若) オオルリ、クロツグミ、ブッポウソウ

20070729_154649031  ダメだろうと思いつつも、2週間にわたって観察してきたサンコウチョウが、気になって確かめずにはいられず、足を運んだ。やっぱり、孵らなかった卵が残っているだろう巣だけが虚しく揺れているだけだった。親鳥も何処に行ったのか姿がなかった。抱卵14日目の先週まで、巣にこもって卵を抱いていた姿が眼に浮かび哀れでならなかった。そのあと、やむなく、そこから程近い道志山の道をたどってクロツグミを期待して山中湖の大洞の泉へ向かった。 これがとんでもない遠征につながることになるとは、このときは考えてもいなかった。
 水場は、ヤマガラやコガラ 、シジュウカラ、メジロばかりで、それも若鳥だった。期待しているオオルリやコルリそしてクロツグミは、難しそうであったが木立に囲まれた窪地は涼しく、待つことも苦にならないので腰を落ち着けて待つこととした。20070729_154717281
  午後になって、まずオオルリのメスとオスが姿を見せてくれた。これも今年に生まれたワカだ。オオルリの瑠璃色が、まだ半分ほどである。
20070729_155213562   オオルリが飛び去ったと思ったら、クロツグミが入れ替わるように水浴びを始めた。期待通りであったが、どうもメスのようである。あるいは、ワカのうちはオスも背の黒色が薄いのだろうか。メスにしては赤みが少ないようにも思うのだが。クロツグミをともかく撮れたことに満足した。20070729_155134187
 その後なんと、待ってる間に天竜村でブッポウソウが撮り放題だったとの話を聞かされていたのであるが、そこに行ってみようという気がまったく衝動的におきた。予定していたのは奥庭(富士山)に泊まるはずであったのであるが。甲府から2時間で飯田IC、そこから1時間走り、暗くなった7時に宿に飛び入りした。20070729_162518984
 天竜村は、人口1000人余りの過疎化が進む村であるが、村興しに熱心であり、その一つにブッポウソウの保護活動がある。村の役場の屋上や天竜川の橋桁に小学生が作った巣箱を架けてブッポウソウの保護に努めてきたのが実を結び、今年は30羽ほどのヒナが巣立ったそうである。巣立ったワカが巣箱に戻って来た。今朝の6時半頃の一時のことだった。陽が高くなると、山の奥で遊んでいて巣箱に戻らないとのことであった。それも、今のうちだけで、まもなくまったく戻らなくなるだろうとのことだった。20070729_145256890

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2007/07/22

抱卵 サンコウチョウ

20070722_205000343  サンコウチョウのポイントをある方から教わって、実は今日、3度目の訪問をした。最初に行った8日が抱卵をちょうど始めた日のようであった。そのあと16日に台風の影響による前日の大雨が心配で出かけていた。しかし、卵を温めているところであり、アップするのを自粛していた。図鑑によれば抱卵の期間は12~14日とのこと であり、今日あたりがヒナが見られる頃と、期待していたが姿を見ることができなかった。ただ、今日もメスは熱心に巣にこもって卵を抱いている様子だった。オスはメスがいない時に、巣に来るが先週までと違って卵を抱かずに巣の外にいるだけだった。卵は孵らないのか、あるいは遅れることもあるのだろうか心配でならない。20070723_210932296   20070722_205210328
 オスと交代に帰ってきたメス。オスとメス両方が交互に抱卵すると言われているが、この夫婦は圧倒的にメスの方の抱卵時間が長く、オスはメスの留守のときだけと言う感じでメスの半分以下である。
20070723_211226625 20070723_214011843
 サンコウチョウとは三光鳥の字が当てられ、さえずりのフィー(月)、フィ(日)、チイ(星)、ホーイ、ホーイ、ホイといった鳴き声の聞きなしによるそうであるが、何度、そのつもりで聞いても、とても月、日、星とは聞けないのだが。ただ、そんな大それた名が付きそうな雰囲気を持っていることは確かである。暗い樹林の中を長い尾をひらひらさせ、優雅に飛ぶ姿や、目のリングとクチバシのコバルトブルーは、異彩をはなっている。20070723_211030578

1・4・5枚目は16日、2・3枚目は8日、6枚目は22日撮影

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2007/07/15

雨にも負けず・・・ アオバズクのヒナ

20070715_210600781  雨にも負けず・・・と言うのは、もちろん鳥たちのことです。こちらは雨に耐え切れずです。台風の影響で昨日からの休みを降り込められ我慢できずにとうとう小降りになったのを幸いにヒナが孵ったツミとアオバズクの様子をうかがいに出た。ツミの子は、巣立ちをしたので、巣から出てどこかで雨宿りをしているのか見当たらなかったので、孵ったばかりのアオバズクのヒナが、巣穴から顔を出すのを待った。20070715_185151640
 さすがに雨模様の中では、カメラマンは他に2人だけだった。お互いにあきれて顔を見合わせてしまったが、やっぱりまだ生まれたばかりのヒナが心配なので来てみたとのことであった。もっと、驚かされたのは、先日は兵庫からここへ(埼玉・北本)上尾のホテルに泊りがけで来た人がいたと言う話である。確かにここでは、ツミとアオバズクと、そしてオナガの抱卵が一度に見られたのであり、ことに関西ではオナガが見られないので、無理もないかということで話は落ち着いた。20070715_185508140 20070715_210210718
 ヒナたちが、一生懸命に見上げるようにしている先に親がいた。いつもなら葉陰に隠れるように留まっているが明るい松の枝先で、じっと雨に打たれていた。
 アオバズクはフクロウより、かなり小さく耳羽がなく、目が金色であるので見分けやすいがアオバズクのホッホー、ホッホーという鳴き声はフクロウと間違えられる。20070715_210914171 

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2007/07/07

半夏生と雛 シロハラクイナ、ツミ

20070709_184539437   今日の撮影順からすると逆になるが、ハンゲショウについて少し詳しく述べてみたいので最初にした。たしか先週の月曜日(2日)が暦の雑節で言う半夏生であった。半夏生は、夏至から数えて11日目とされている。太陽の黄経が100度になる日をさしている。この時期に咲くことから節季名の由来になったハンゲは、カラスビシャクのことで別の植物である。この半 夏生の頃に咲くことから、ハンゲショウと名づけられたのが、この花である。
 少し、まわりくどくなったが毎年、秋が瀬ピクニックの森に咲く場所がある。今日の鳥撮りの帰路、訪ねてみた。この時期にピクニックの森を訪れる人もなく、ひっそりと夏草におおわれるように咲いているのが見られた。20070707_195116406_1
 ハンゲショウは、半夏生の漢字のほかに白粉を半分だけ塗った化粧半ばのようだから半化粧と書かれたり、カタシログサ(片白草)とか云われている。芸子さんが化粧のさなかに、ふと立ち上がったような想像ができて半化粧の方が気に入っている。カタシログサは、白くなった葉の裏は、他の葉のように緑色だからであろう。花の近くの葉だけが白くなるのは、虫を呼ぶためのようである。花の時期が過ぎると、もとの緑に戻るのだから。 涼しげで好きな植物である。20070707_181924000
 シロハラクイナが昨年に続いて同じ場所で繁殖した。4羽の雛を孵したそうであるが、ちょっとの間だけだったが確認できたのは3羽だった。子供は顔のあたりに白い斑が出始めていたが、シロハラではなくクロハラなのが面白かった。20070707_182011203
 北本で営巣中のツミの子がずいぶん大きくなったと聞いて今朝一番にむかった。たしか2週間前に見に来たときは、まだヒナが孵っていなかったと思ったのだが、もうこんなに成長しているとは驚いた。さすがに猛禽の子だけはあるな、と、妙に感心した。3羽ほどを見ることができたが、5羽のヒナがいるそうである。20070707_195359921
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2007/07/02

鳥撮り失敗記 コマクサ、シラネアオイ

20070702_215454265  今年も早くも山開きのシーズンを迎えたので、山へ遠征した。もちろん鳥撮りが目的であった。デジスコと三脚を担いでの四苦八苦の登山だった。しかし鳥達は、もっと手強くとうとう姿を見せてくれなかった。かわりに、山の花が労苦に報いてくれた。そのため無念にも今日の探鳥記は鳥の写真は載せることが出来ません。20070702_215515031
20070702_215538093  コマクサは、高山植物の女王と称されている。その女王の3様の姿に接することが出来た。
 シラネアオイは、1属1種の日本特産種である。山男なら誰しも、残雪の雪渓で出会うこの花のたおやかな姿を胸にとどめているに違いないだろう。20070702_215557234  
20070702_215616984  ニッコウキスゲやワタスゲの咲く原にノビタキ・・・などが見られるものと、期待に胸を膨らませた遠征だったのだが。鳥撮り失敗記となった。20070702_215710406
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