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2008年1月

2008/01/27

いつもの子 コゲラ、シロハラ、シメ

20080323_222234781   昨日のことだが、明日は来客があって鳥撮りに出られないので、今日は少し遠出してでもと思っていたのだが、朝になって気が変わってしまい、秋が瀬 の森で のんびりと過ごしてしまった。今年の秋が瀬はレンジャクも、姿をまだ見せず鳥も人も極めて少なく静寂そのものであるが、かえってその方が好ましい気がした。たいしたものが撮れなくても、そこにいるだけで癒されるのだから、マイフィルドは有難い。それでもコミミを撮る積りで、田んぼに向かい4時半過ぎまで待ったが、あきらめて引き上げてしまった。その後で、夕暮れの田を滑空する姿があったとのことだった。
 きのう撮ったいつもの小鳥たちだけど。オシドリと週2度目のアップ。20080323_222310578
 コゲラが草の枯れ茎をつついていた。茎の中で越冬する虫たちが狙いのようだ。木では幹を忙しく叩き回るので、あんがい撮り難いのであるが目線の高さでノートリでこれだけアップの距離で撮ることが出来た。20080323_222423546
 いつものようにシロハラが落葉の上を跳ねるようにしながら、なにやら餌を探し回っていたが、コバルト色のリュノヒゲの実をくわえた。この時期の探鳥は、木の上を見上げるよりも静かに落葉の積もる林床を探した方が良いようだ。20080323_222704906
 折れた枝に跳び乗ったので、いつも影になってしまう胸下のまっ白な腹部を見ることができた。20080323_222744562
20080323_222846281  シメも落葉を掻き分けて木の実を見つけたようだ。赤い舌を出して口の中へ運ぼうとしていた。
 どこでも見られるようないつもの鳥たちであるが、誰もいない林では、カメラの放列の中で競うように撮る鳥と違った生き生きとした姿態が見られ新鮮だった。20080323_222901187

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2008/01/23

雪がふ~る オシドリ

20080323_223526468  オシドリのオスはクチバシがピンクで、目の上から冠羽にかけて白く、首にある長い茶色の羽、暗青色の胸、橙色の翼、翼の風切羽が変形した「銀杏羽」など非常に特徴的な羽色をしている。このオシドリを雪の中で見たらどんなにかと思って、仕事の途中でちょっとだけ寄り道をした。内緒だけど。これしきの雪に騒いでは、北国の人から笑われることだろうが都心での積雪は、なにしろ2年振りのことなのである。20080323_223546609
20080323_223626750  オシドリと言えば、一生涯仲むつまじく暮らすことの例えで「おしどり夫婦」があるが、実際にはそうでもないのは、知られるところである。なにしろメスが卵をあたためはじめるとオスは去り、つがいは事実上解消し、他のメスとの求愛行動も珍しくないそうである。安心するのも、変だが。20080323_223645609
 このカップルは、さすがに仲むつまじく背中に雪が積もっても、じっと寄り添って動かないあつあつぶりだった。オスも繁殖期のとき以外は、メスと変わらぬ羽色であり、その変貌振りは見事としか言いようがない。そのオスの努力に、「おしどり夫婦」と言うよりも「おしどり旦那」との言葉を進呈したいくらいだ。20080323_223748312
 今日のような水ぽい雪では降るそばからとけてしまい、綿帽子の様にはならなかったが、残りの雪が可愛く思えた。その藁の下で寒ボタンが咲き、公園(六義園)を訪れる人に微笑んでいた。20080323_223814312  

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2008/01/19

君の瞳 シメ、ベニマシコ

20080323_224552890_3  シメが今季は良く目に付く気がするが、他の冬鳥が少ないせいだろうか。今朝の冷え込みに出足が鈍り、たまにはゆっくりモーニングコーヒーを味わってと横着をきめこんでから「秋が瀬ピクニックの森」へ。10時を過ぎていたが駐車場もガラガラでバーダーも数人ほどだった。直ぐに出会ったシメと遊んでもらった。シメは、この時期はクチバシが肌色で、繁殖期の銀色と違ってやさしい感じがする。また、目が人間の瞳とそっくりだと言ったら独断が過ぎるだろうか。20080323_224747484_2
20080323_224854484   頑丈なクチバシで木の実や草の種子を硬い皮を器用にむいて食べることから、地表でその姿を見ることが多く、かなり近づいてもあまり逃げようとしないので、撮りやすいのであるが、背の暗褐色や翼の黒味の青色が出にくく、見た目のように撮れたことがない。 シメの名の由来は、南北朝時代の古い辞書「名語記(1275)」に『なくこえの しと聞こゆれば しめ と云也』とある。20080323_224929843
 アリスイをもう一度と思い先週の場所に急ぎ3時まで粘ったが、2匹目の泥鰌はいなかった。そのため今日のシャッターはシメだけに占められてしまった。これでは地味すぎるので、先週のK公園の帰りに撮ったベニマシコを添えてアップ。20080323_224947250
20080323_225018234  逆光や後姿では瞳が入るわけないが、透過光がベニの色合いや羽を鮮やかに見せてくれた。
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2008/01/13

これでもキツツキ アリスイ

20080113_172109095  アリスイをようやく近くで観察して撮ることができた。先週は目にしたが撮ることができなかったので、なんとかリベンジを果たすことが出来た。強風にあおられるように枝から降りてきて、そのまま地表をあさりはじめた。長い舌を使って主にアリを捕らえて食べるそうであるが枯葉に隠れて赤い舌を撮ることは出来なかった。Gj5j0057_edited3_2

 褐色と黒の体に、灰色の複雑な斑紋があって、特異な様相だ。ことに頭上から背の中央を走る太い黒い線と、喉から胸の褐色の縞模様は、ヘビのような感じがする。これでもコゲラやアカゲラと同類であるのだから分からないものだ。ただ、アリスイはキツツキの仲間なのに自分で巣穴を掘らずに他のキツツキの古巣や樹洞を使って繁殖するとのことである。20080113_171326376
Gj5j0053    普段は、「キイー、キイー」とモズに似た鳴き声であり、繁殖期には木の枝にとまって「クイ、クイ、クイ」とか「キイ、キイ、キイ」と聞かれる声で鳴き、また、威嚇する時には「シュウシュウ」という声を出すそうである。これはヘビへの擬態という説もあるとのことである。20080113_171930438_2  

 

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2008/01/05

心機一転 アカハラ、ユリカモメ

 遅まきながら今年一回目のアップ。どうにもテンションが上がらない。生意気なことだが、鳥撮り3度目の正月を迎えて、何か行き詰まりのようなものを感じている。また、自分のための記録と言いながら、やっぱり人に読まれること見られることを、意識しながら文を綴り写真を載せることが疑問に思ったりいやらしくさえ思われたりしてきている。なにをいまさら、その通りなのだ。それなら、さっさと止めればいいだけの話だ。年甲斐もなくそんな妙な気分になったのも一向に進歩しないブログのためなのだろう。もう少し続けてみて嫌になったら、その時は直ぐに止めることで、己に折り合いをつけてのスタートだ。20080323_231316718
 アカハラが年末のシロハラに変わって子供の森の入り口近くで出迎えてくれた。秋が瀬には、2日に半日ほどカメラを持たずに歩いたが、3日はK公園だったのと、昨日は仕事始めであり、初出動。 20080323_231503421
 顔付は猛禽のようであるが、地上で枯葉を掻き回して草の実やミミズなどを食う変わったやつだが、なんとなく好きになった。

20080113_000636281_3 キクイタダキがアカハラのいた上の丘に、まだ出てくると言われ、またこの小悪魔と3時間、付き合うはめとなった。たしかに3度ほど姿を見ることが出来たが写真はご覧の通り証拠にもならないようなものしか、撮れなかった。
 あきらめて、彩湖へ赤い鳥を探しに行くことにした。20080323_231708562
 ベニマシコを彩湖でも姿を見ることが出来なかった。ユリカモメが一羽だけで撮るのが難しいほどの大群で湖畔の杭や水上で羽を休めていた。
 ユリカモメは、例の在原業平の「伊勢物語」に詠まれた都鳥とされ、東京都の鳥に指定されている。ミヤコドリ(都鳥)は引用の下線部と異なり頭から背が黒い。
 『白き鳥の嘴と脚と赤き、シギの大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ。京には見えぬ鳥なれば、みな人見知らず。渡しもりに問ひければ、「これなむ都鳥。」と言ふを聞きて、『名にし負はばいざこと問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと』とよめりければ、舟こぞりて泣きにけり。』 (伊勢物語・九段東国の巻き)
20080323_231737984 ピクニックの森に2時過ぎに入り、アリスイの現れるのを待つ人たちに加わる。朝から待っていいるがまだ出ていないそうである。昨日は今頃の時間に出たとのことだった。アリスイの出を待つ枯野にカワラヒワやジョウビタキのメスが出たり、少し離れたとこではトラツグミまで見ることが出来た。アリスイは、3時頃に出てきたが、ブレブレの写真ばかりでアップ出来るようなものは撮れなかった。
 今年最初の「秋が瀬」詣では、写真にはならなかたものの、キクイタダキ、アリスイなどを見ることができ、収穫が多かった。20080323_232241593

 
 

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