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2008年4月

2008/04/30

北本アラカルト オオヨシキリ・アオゲラ

20080501_190055531 オオヨシキリが鋭い声を葦原に響かせていた。
昨日午後、アオゲラを見たくて急遽駆けつけた北本のことである。
蒼い矢立を敷き詰めたような葦原の緑は、きりりとしていて爽快だ。

 拙作のブログでは、珍しく三夜続けてのアップ。

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その葦原の中にこんな不思議な光景があった。
人の入れない所であり、枯れた葦原の落葉の穴を通して葦が伸びたのだろうか。20080501_190131625
葦原の中の一本のヤナギでオオスズメバチが樹液を吸っていた。
いかにも怖そうな顔だが、女王蜂であり、これから一家を成す時期だそうである。20080501_190700812
 樹皮が剥けたのかと見間違うほど見事な保護色だ。
これならば、安心して樹液を吸っていられるだろう。20080430_215742501_2

何気なく、のぞいた池でカワセミがダイビングをした。
あわてて、手持ちで撮った。20080501_190148875_2  
 アオゲラのマイホーム建設が、進んでいると聞き、慌てて来たのであるが光線が悪くボケてしまった。条件の良い時に、また撮ってみたいものだ。
 アオゲラを待つわずかな時間の中の、わずかな周辺の、わずかな事柄を気がつくままに切り取った。
 アラカルトの元の意味は間違っているかもしれないが一品料理だったと記憶している。苦し紛れのタイトル。

 

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2008/04/29

大洞の水場 2 マヒワ・ムシクイ・コガラ・ヤマガラ

20080429_190618062  大洞の水場には、昨日アップしたコルリ、オオルリ、キビタキ、ゴジュウカラのほかにもたくさんの小鳥達が集っていた。マヒワはメスとオスが混じった7、8羽の群れでワアッときてワッと去っていくことを繰り返す。オスのほうが少ないが鮮やかな黄色は良く目立っていた。20080429_190634281
20080429_202004328  カワラヒワは、群れからはぐれてしまったのだろうか一羽だけ遠慮がちに水場の上の枝に留まったが水浴びもしないまま飛び立って行った。20080429_190657109
  コガラが富士桜の細枝に乗ったが、花はまだ五分咲きくらいだ。標高900mを越す山中湖は、一月ほど季節が戻るようで木々もいま芽吹き始めたところだ。コガラは、たくさんの群れでここに住み着いている。人にもすっかり馴れていて手のひらに乗せた餌をヤマガラのように取りに来て人気者だった。20080429_190715828_2
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センダイムシクイは、その美しい羽を広げて、たっぷりと水に浸けていかにも気持ち良さそうに水を浴びた。
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20080429_231801890  ヤマガラがいつものように人なつこい様子で、ほかの鳥を待つ間を慰めてくれる 。
 昨日の午後から今日の午前中にかけて、水場に憩う小鳥達を見つめ、何よりも良い休暇になった。夕方遅くまでここに居る積りであったが、午後早めに帰路に着いた。20080429_190827765

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2008/04/28

大洞の水場 1 コルリ・オオルリ・キビタキ・ゴジュウカラ

20080428_203558125 湖畔のペンションに宿を取って27・28日大洞の水場へ。初日の日曜は大変な込み方であろうから連休の谷間の月曜日に重点をおくつもりで、朝は前から一度歩いて見たかった青木ヶ原の樹海を散策した。溶岩台地に1200年の歳月で自然に出来たうっそうと茂った原生林と苔むす岩石は、一人で歩くのが不気味なほどであった。
 11時過ぎに大洞についたが、意外にもカメラマンは10人程だった。なによりもコルリの出現を待ったが、姿を見ることがこの日は出来なかった。聞けば、朝5時過ぎと7時、9時に出たが、それ以降は出ていないとのことだった。そのかわりクロツグミが入ったので夕方まで粘れば期待できそうだと言う。そこで6時近くまでいたがクロツグミに、お目にかかれなかった。そのかわり、この日はキビタキが水場や、その周辺にサービス良くあらわれてくれた。20080428_203617828
20080428_203639468 コルリには、深い青色に腹部の白さがいっそうきわだち、長い足とともに洗練された美しさを感じる。20080428_203658625
 水場を離れ、暗い林をのぞいた時にオレンジ色の胸が目に飛び込み、美しさにドッキとさせられた。黒と黄色と橙色の使い分けの見事さに感心するばかりだ。20080428_203730312

 なかなか、水場に現れず離れたところで、一人で見たことに恐縮していた頃になって水浴びをはじめた。20080428_203855765
20080428_210359484  オオルリは、何の前触れもなく、水場の上の枝に止まり、直ぐに水浴びをあわただしく おこない、また直ぐに飛び立った。てんで愛想がなかった。昨日は姿を見せず、今日もコルリよりも出が悪いとは、とボヤキが上がっていたくらいなのに。20080428_210416093






20080428_21043315620080428_210524062  ゴジュウカラも、突然姿を見せて、すばやく餌を つまんで 飛び去った。ただ、ここでゴジュウカラに会えるとは思っていなかったので、得した気分だった。
 意外と言えば、今日のカメラマンの多さである。6時半に来た時には、もう30人ほどが放列をつくっていた。連休の谷間とはいえ、みな考えることは一緒のようだ。20080428_233500468

 

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2008/04/19

秋が瀬 キビタキ♀

追伸:本日、フィルドでキビタキ♀のようだと教えてくれた人と、コサメだろうと言う人と二通りのご意見をいただいたところです。コサメの特徴である目先の白が目立たないこと(ただし、私の図鑑のコサメの写真でも同様)と、時期的に少し早すぎることからキビタキ♀に訂正させていただきます。教えてくださいました皆さんにお礼申し上げますとともに間違いをお詫びいたします。20080419_2008009374/20                                        今日の秋が瀬は、雨はやんでいたが風が強く、鳥影も薄かった。オオルリの姿を求めて、子供の森のポイントにお仲間が集まっていた。早い時間にはメスがチョロチョロしていたようだが、それっきりだった。 草花を撮りながら森をふたまわりほどした後、広場のベンチ裏の林をのぞいてみた。その時、目の前の低い枝に小鳥が留まった。初めは、オオルリのメスが飛んできたものと思いつつシャッターを切っていたが、灰色がかった褐色の色合いやクリクリとした目の縁の白色からコサメビタキ?かと思いなおしたのだが。帰ってから図鑑で確認したところであるが間違いでなければ、今季初撮りだ。20080419_190740687

20080419_190255234  気を良くして、その場所で粘っていた。30分ぐらいたったときカシラダカが飛んできて一瞬だけ後姿を撮らせてくれた。今日は風があってダメだろうとあきらめていただけに思わぬプレゼントを受け取ったようだった。これは入り口にあった誰が作ったものか、トラフズクとコミミの木彫りのご利益だろうか。 倒木を利用した見事な作品だ。20080419_213835265
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20080419_19104315620080419_191137953  野鳥の森、ゴルフ場のフェンス際など普段あまり足を運ばないところまで、時間かけて歩いてみた。そして、八重桜やカラスノエンドウ、コオドリコソウ、チゴユリを狙ってみた。最後に、このところめっきり減ったツグミを撮って撤収した。20080419_190352265

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2008/04/12

桜草と・・・ アリスイ

20080413_085437921  秋が瀬(田島ヶ原)の桜草が早くも満開のようなので今日のスタートは桜草の自生地からとした。ここは子供の森に隣接し国の天然記念物に指定されている。
 「吾がくには 草も桜に 咲きにけり」一茶。 と詠われるように桜草は、古くは江戸時代においてすでに愛好家によって盛んに栽培され、さまざまな品種が(400種との記録がある。)作り出されてきている独特の野草である。その源となったのが、荒川流域に自生していたものからとされる。今ではこれほどの自生地が残っているのは、ここだけである。30年余、桜草の栽培を手懸けてきたが昨年、家を建て替えたのを機会にいっさい止めてしまった。 20080413_084242015
20080412_230616781_220080412_230717375 桜草を愛でたあと、鳥撮りのため子供の森へ。オオルリが入った、との情報があったからか久しぶりにカメラマンが多く来ていた。しかし、もう抜けってしまったのか、誰も探し当てることはできなかったようだ。鳥を探しながら足元にひっそりと咲く、ムラサキケマン、ホウチャクソウ、カキドウシにレンズを向けた。シメだけは少なくなったが、まだ、とどまっていた。シメは、くちばしを夏色の銀色に変えている。20080412_230800500
 

20080413_002214359  子供の森ではシメのほかに撮れる鳥もいないので、お仲間と嘆きあっていた時に、アリスイが見られると言う話を聞き、昼からそちらへ出向いてみた。2時前にポイントに到着した時にアリスイは、直ぐ近くの草地に降り、しきりになにやら啄ばんでいた。朝からずっと待っていて今、やっと近くにきたところだと、顔見知りの人から聞かされた。朝6時からという人もいて、ちょっと気が引けた。たまには、こんな幸運があっても良いだろう。鳥撮りは、なんとも運次第のような気がする。
 そういえば、きまって悪いことがおこる事柄をジンクスというが、この言葉はアリスイから出たそうだ。アリスイは、つかまると首を後ろに回して変な格好をすることから気味が悪く、嫌なことが起きる予兆にアリスイの学名JynXが使われるようになったとか。20080413_001320828

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2008/04/07

春を待つ裏磐梯 ホオジロ

20080407_220255500   5日、未明の東北道、磐越道を走り、裏磐梯へ。しかし期待していたキレンジャクとベニヒワは残念ながら姿を見せてくれなかった。シャッターを押したのはホオジロとアカゲラだけだった。だから、遠征に失敗とか惨敗と云うことになるのだろうが、そんな気持ちにはならないほど雪の林野の探鳥はすがすがしく、グリーンシーズンでは入れない林の中を自由に 雪を踏みしめ、時には膝まで雪を踏み抜き歩きまわる心地よさは、格別だった。そのうえ、雪の小山を登るカモシカやノウサギが駆け抜ける姿を目撃したりできた。また翌朝にはホオジロが梢で寒さに身を丸めながら美声を響かせていた。20080407_220328000
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氷雪が残る中瀬沼を見下ろす。正面には磐梯山が悠然とそびえる。ここから望む風景は裏磐梯でも屈指の所というだけあって素晴らしく、この景色を目にできただけで、鳥を撮れなくても満足だと思わされた。望遠の切り取りで風景写真もどきのものとなってしまった。20080407_220455796
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20080407_220547359  雪景色を堪能した後、宿で遅い朝食をとり春爛漫の鎌倉へ向かうため帰路に着いた。そこでは、同期入社だった仲間が待っていてくれる。40年以上も続いている会である。その途中で路肩に停車し磐梯山に別れを告げ、次に来る時の鳥撮りの幸運を祈ったのだった。20080407_220612843




 

  
 

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