北本アラカルト オオヨシキリ・アオゲラ
オオヨシキリが鋭い声を葦原に響かせていた。
昨日午後、アオゲラを見たくて急遽駆けつけた北本のことである。
蒼い矢立を敷き詰めたような葦原の緑は、きりりとしていて爽快だ。
その葦原の中にこんな不思議な光景があった。
人の入れない所であり、枯れた葦原の落葉の穴を通して葦が伸びたのだろうか。
葦原の中の一本のヤナギでオオスズメバチが樹液を吸っていた。
いかにも怖そうな顔だが、女王蜂であり、これから一家を成す時期だそうである。
樹皮が剥けたのかと見間違うほど見事な保護色だ。
これならば、安心して樹液を吸っていられるだろう。
何気なく、のぞいた池でカワセミがダイビングをした。
あわてて、手持ちで撮った。
アオゲラのマイホーム建設が、進んでいると聞き、慌てて来たのであるが光線が悪くボケてしまった。条件の良い時に、また撮ってみたいものだ。
アオゲラを待つわずかな時間の中の、わずかな周辺の、わずかな事柄を気がつくままに切り取った。
アラカルトの元の意味は間違っているかもしれないが一品料理だったと記憶している。苦し紛れのタイトル。
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