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2008年5月

2008/05/31

余談 頑固親父の探鳥記

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 2年4ヶ月前に、なにもわからぬままにバードウォッチングに惹きこまれ鳥撮りを始めました。
 それ以来、フィルドで見たこと、聞いたこと、そして調べたことをメモするつもりで始めたブログでした。ですから、まったく自分のためにと考えてまいりました。
 その、つたないブログへのアクセスがなんと50,000を超える数をカウントしたことには、ただ愕くばかりです。また、これまでに一度でも訪れていただいた方のアクセス地域は、北海道や沖縄からまであり、おそらく全都道府県に及んでいるものと思われます。まさにネットの威力を実感いたします。
 私にとっては、望外の喜びと同時に、空恐ろしさと、気恥ずかしい思いにとらわれずにはいられません。優れた写真や珍しい鳥が記録されたこともないのですから、その感を免れることは出来ません。それでも確かに、見ていただける人がいたり、お寄せくださいましたコメントにどれだけ励まされたことかわかりません。それがなければ、とうていここまで続けられることは、なかったと思います。 本当に有難うございました。心からお礼申し上げます。20080522_200708546
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2008/05/25

北本「愛情物語」2-2 餌の引渡しツミ

20080525_222440187   昨日、ツミのオス、メスの「餌の引渡し」の場面を撮り損ね口惜しい思いがしていたので、雨が上がったので、リベンジ出来ないものかと午後になって出かけた。
 結果は、なんとかシャッターは切ったものの、新緑に被われたポイントは、それでなくとも暗いのに、再び雨が落ちたり、もやった空気で、鮮明な画像とは到底いえないものだが、なんとか証拠写真程度は撮れたように思われる。
 正式な呼称は不明だが、いわゆる「餌の引渡し」は、オオタカはオス、メスが交互に抱卵するようであるが、ツミは抱卵をもっぱらメスが行うことから、オスが狩をして餌をメスに渡す行為である。ツミは、 カカア天下なのかも。体もメスの方が大きい。20080525_222458531
3時近くなって暗くなり、あきらめかけていた時に、オスが餌の小鳥を捕らえてきた。すぐに、メスが飛んできて、枝の下にとまった。20080525_222529093
枝の上で、オスとメスが入れ替わった時には、メスがしっかりと餌の小鳥をつかんでいた。 オスは、それを見届けるようにしている。メスのほうが一回り以上も体が大きいようだ。
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餌を持って、飛び立つメスをオスが見送る。
 オスは、自分の餌はどうしているのだろうか。そんなことが心配になるほど、あっさりと捕らえてきた獲物をすべて渡してしまう。 残されたオスが気の毒なような気がした。

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2008/05/24

「愛情物語」2 アオゲラ、ツミ

20080524_202733796 北本のあのアオゲラとツミの、その後が気になって今週も様子を見に行った。7時15分頃、穴からメスが顔を出した。5時半頃にオスに替わって穴に入ったとのことだから、2時間ほど穴の中で過ごしていたことになる。何度か顔を出したり引っ込めたりを繰り返す。7時40分に小さな声をあげてオスが近くの木に現れた。それを待っていたかのように、メスが穴から飛び出してオスの近くへ行った。 少しの間、2羽がそろっていたが直ぐにオスの方が穴のある木へ。20080524_202905062_2
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20080524_210544484今日は、入り口の手入れをすることもなく、メスと交代するように穴の中に入った。ほぼ一ヶ月にわたって作ってきたマイホームは完成したようだ。そして、お嫁さんも得たようだ。オス、メスが交互に穴に入り長時間過ごしていることから、抱卵中と思われる。どうやら、「愛情物語」が一歩すすんだようだ。普通、卵を5個ほど産み、15日ぐらいで雛が孵るとのことである。次の交代を確かめたく、3時間ほど待ったがメスは戻らなかったのが、少し気になるが、これからの「愛情物語」が、いよいよ楽しみである。

20080524_203408968ツミの営巣地へアオゲラの無事を確認し急いだ。しかし、着いた時にはもう目当てにしていた餌の引渡し は、もう済んでしまっていた。日に2回ぐらい行うようなので、待つこととする。ツミは、オスが小鳥の雛などを捕らえて、巣を守るメスに引き渡す分業の習性がある。20080524_203436484_3
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ツミは、顔全体が黒い小さなタカであり、小鳥を食べる猛禽であるが、次の狩を待つ間、羽繕いをしたり、足をあげて頭を掻く姿は、なんとも可愛いい。20080524_203607843
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2時半、餌の引渡しをする場にスタンバイをした。ここから狩に向かうのだ。飛び立って20分ほどで、スズメのような小鳥を捕らえて戻ってきた。すぐさま、メスが飛びつくように餌を運んでいった。あまりの見事な連携プレイにシャッターチャンスを逸してしまった。
 
 


 

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2008/05/17

再会 カワセミ、アオゲラ、ツミ

20080517_182857687_2  久しぶりに晴れた土曜日にサア、何処へ行こうか迷いつつ車に乗った。そして今日は秋が瀬を離れて、気になっている場所を巡ってみようとの、ひらめきに従うこととした。近くのお宅でピラカンサスが花盛りなのを目にしたので、まずは「金山調整池」へ。このところ、あのピラカン島には、カワセミが飛んでくることが少ないと聞いているが、ツキにかけた。 ちょうど、7時に池畔に着いたが、二人のカメラマンがいたが、その人もやっぱりダメかと言いながら、その場を離れていった。一人で一時間ほど待っていた時に、勢い良く飛んできて欄干から、ピラカンの方に行かず、池畔に咲く黄菖蒲の下に止まった。20080517_182837765
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20080517_182930375 9時少し前に、ピラカンの枝先に来た。今年は花つきが悪く、まだ枝先は花がなく、ピラカンの真っ白な花との取り合わせにはならなかった。あと少し右に寄ってくれればと期待したが、直ぐに飛び去ってしまった。
 そこで、アオゲラの「愛情物語」の進展が気になり、北本へ向かう。20080517_21323753120080517_183034093
アオゲラのマイホームは、5日に「愛情物語」と称してアップしたときよりも穴の周囲が幹が剥かれて広がっていた。それでも足りないのか、今日もしきりに間口の拡張工事に励んでいる様子だった。その後で飛んできた時は直ぐに穴に入り込んでしまった。朝も穴に一時間以上も入っていたとのことだった。そしてメスは一度も姿を今日は見せていないそうだ。早くこの働き者のオスに、お嫁さんが決まると良いのだが。今のところ、「愛情物語」に進展がなかったようである。20080517_213844687_2
20080517_220501109 さらにこの後、ツミの営巣地に向かった。始めに作った巣を放棄して新たに去年と同じところに巣をかけていた。ツミは、巣作りの時にはペアが決まっていて仲良く小枝を集めてきて巣をこしらえたそうである。オスが巣から離れた枝でジート見張りをするようにしていて、カラスが近付くと、追い払っていた。去年と同じ個体なのだろうか、見張りの木も一緒の木だ。
 なんと、3箇所を動き回ったが今朝の心配をよそに空回りにならず、それぞれのポイントで鳥達の元気な姿を観察でき、気分良く帰路につくことが出来た。20080517_213001078











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2008/05/11

雨の合間に ムナグロ

20080511_175816859  昨日からの雨が、ようやく昼近くになって小止みになったので田んぼに行ってみた。土手から見ると湖面を見下ろしてるような感じがする。その水田の一つで、耕作機が動いていた。その後ろを、数羽のサギが付き従うように集まっていた。人間と野鳥の共生する姿に、微笑ましさと懐かしさを覚えた。20080511_175838421
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20080511_201643140_2  ムナグロの群れが遠くの田んぼに見えた。近づくと、いっせいに飛び立って離れた田んぼに移ってしまう。まるで、こちらとの距離を測っているように一定の距離までは許してくれても、それ以上は厳しくはねつけられてしまう。さすがにムナグロは、旅鳥だけに用心深いようだ。シベリアや北米のツンドラ地帯で夏場に繁殖する前の春と、東南アジアやオーストラリアなどでの越冬地に向かう前の秋に日本の田や磯辺に姿をみせる。20080511_180047265_2
20080511_202010234   畑の畦に咲いていたセトガヤかスズメノテッポウだろうか。たしかなことは分からないが、イネ科のスズメノテッポウ属に違いなさそうだ。写真では花穂が赤っぽくなってしまったが、緑黄色だった。どなたか、お教えいただければ幸いです。

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2008/05/05

北本「愛情物語」1 アオゲラ

20080505_201012296 ゴールデンウィークも明日までとなってしまった。余計なことだが、NHKはいまだに大型連休と称している(ゴールデンウィークは元は映画界の業界用語だった)が、こんな執拗さがあれば、この期間に少しはマシな写真がものに出来たのであろうが、そんな粘りがなく、今日も朝のうちに秋が瀬を後にしてしまった。先日のアオゲラが気になって北本へ。アオゲラのマイホームの工事は、着々と進行し、外装はほぼ完成したようである。20080505_201209437
鳥の世界では、巣づくりに無関心なオスが多い中でアオゲラのオスは熱心に巣づくりに励む。2週間ほどかけて彫り上げた巣穴を、今日は最終的にメスにチェックを受けるかのように連れ立って作り掛けの巣穴に向かった。20080505_181051312
20080505_201050828オスは、丁重にメスを穴付近に案内した後、まずは穴に異常がないか調べるようにしてからメスの到着を待つようだった。実に紳士的な振る舞いだ。20080505_201234609
その後であるが、メスはちょっとのぞくようにして直ぐにあっさりと飛び去ってしまった。
残されたオスは、巣穴に入り、内装の仕上げに取り掛かり始めた。木の屑をくわえては、外に出す作業を長い間、勤めていた。
 ここまでで今日の物語は終わるが無事に抱卵からヒナの誕生まで進むことを祈らずにはいられなかった。20080505_201320500

 

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2008/05/04

森と田んぼ キビタキ、コチドリ

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 子供の森に入って直ぐにキビタキの鳴く声が響いてきた。しかし声はすれども姿はなかなか見られなかった。それでも、キビタキが、抜けていなかったことにホッとして探して歩く。どうやら一羽がさえずりながら、高い梢を周回しているようだった。その声も9時すぎには途絶えてしまった。今日も、午前中で森を切り上げて田んぼをのぞいて、早めに撤収した。20080504_162454859


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いまや、日本中の殆どの田んぼの田植えがこの連休に行われるようになってしまったそうだ。本来、地域やその時の気温などの状況をみて田植えがされるものだが専業農家が減り兼業化が進み、連休に集中せざるを得なくなった結果によるとのこと。チュウサギがゆったりと歩む田んぼにも米作りに限らず食糧問題や農政のあり方の問題が潜んでいる。 チュウサギのくちばしが冬の黄色から夏の黒色にすでに変わっていた。20080504_162533484
20080504_162603921 コチドリが一羽だけ田の中にいた。短いくちばしでつついてはチョコチョコと動いているのを見つけた。黄色いアイリングと胸の黒帯が可愛い。20080504_162646421
20080504_162712078 チュウシャクシギに昨日に続いて出会った。シギチのことをまるで分からないので、オスメスの区別もつかないが、ペアのように仲が良さそうだった。20080504_162728296_2

20080504_162749015 土手に座って、昼食のおにぎりを食べながら、田の縁の葦で賑やかな鳴き声をあげるオオヨシキリを、昨日たくさん撮ってアップしたので撮る積りもなく眺めていた。  そのとき、なにかにおどろいたのか土手に飛び込んで草に留まった。ラッキーにもオオヨシキリの草花がらみが撮れた。20080504_162809140
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2008/05/03

たんぼ チュウシャクシギ、オオヨシキリ

20080503_220357375   雨も連休という話だったように思っていたが、朝から霧雨に見舞われた。昼過ぎに雨が止んだのを待って秋が瀬に。釣りと違って雨上がりはダメだと聞いたことがあったが、その通りだった。
 チョウジソウが咲き始めた花に水滴をいっぱいに含みいっそう涼しげであった。環境省の準絶滅危惧種に指定されているが秋が瀬では健在で、かなりの群生が見られる。毎年この花に、初夏の近いことを知らされる。日が射してきたので田んぼに回って帰ることとした。20080503_220449093
20080503_185819359  大久保の田は、田植えが始まっていた。その横の田にチュウシャクシギが土手で羽を休めるようにしてすわっていた。立ち上がると下に曲がったくちばしのカーブが見えた。この時は鳴きはしなかったが、イギリスではピピピ ・・・と7回笛を吹くように鳴くことからセブン・ホイストラー(SevenWhistler)のあだ名で親しまれているそうだ。20080503_194558734
20080503_220511421 20080503_192303515   
 オオヨシキリが休耕田に茂った葦の中でギョギョオと大口を空けて大声を発していた。
 葦は悪しに通じることから、ヨシと読み替える慣わしとか。オオヨシキリは、ヨシの茎を切り裂き、餌の昆虫を捕ることからの名。20080503_192343375_2
20080503_192213125 雨の上がった午後、オオヨシキリの元気な声を聞きながら、その姿を追って良い気晴らしが出来た。20080503_192418531

 

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