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2008年12月

2008/12/28

締 め  ベニマシコ、ヤマシギ

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20081228_175634171_4 今年の締めとするつもりで北本自然観察公園に行った。
 このフィルドの主役の一角を占めるベニマシコのオスとメスに会うことが出来た。
 今季のオスは、ずいぶんナイーブだ。ハンノキから下へ あまり降りようとしない。メスはいつものようにセイタカアワダチソウの種を啄ばんでいた。

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 アリスイが今日も姿を見せてくれた。今季はアリスイが多くサービスも良い。

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 ヤマシギまでにも会うことが出来た。赤褐色と黒に灰色の複雑な斑紋は枯れ草の中で、見事な保護色となっている。その枯れ草に隠れるようにしていたが、特徴的な大きな目と、頭の黒帯が見られた。昼間は藪などで休み、夜活動して湿地や農耕地で採餌するといわれるが、長いクチバシを湿地に射し込んで餌を採っていた。

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2008/12/27

手強い被写体 キクイタダキ

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 今日から年末年始の休みに入る。さっそく鳥撮りにといきたいところだが、年賀状にもまだ手をつけていない状況で、まずはそれを済ませてからと思っていたが、好天に落ち着かず、朝のうち少しだけならと 誘惑に勝てずカメラを持ち出した。
 秋が瀬ピクニックの森は、さすがに人も少なく閑散としていた。ヒヨドリとシジュウカラばかりが我もの顔に飛び交っているばかりだった。
 ところが、シジュウカラの中にキクイタダキが混じっていた。作冬からこの春にかけても都市公園にあらわれた。その時に散々、翻弄された手強い相手である。キクイタダキは日本で一番小さく軽い(5g)野鳥と言われる。この休みの宿題が出された気がした。

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 4,5羽が小枝の中を動きまわり、ピントを合わせる間も与えられない。若なのか頭に黄色い菊の模様が見あたらない。
  一羽が明るい所に出たが、一瞬のことだった。この子は、菊をいただき、オスを示す赤い部分もあった。写真を拡大(クリック)すると、黄色い部分と赤がわかるのだが、このままでは、見えないのが残念だ。
 菊の模様は、次回以降の宿題だ。

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2008/12/23

ジンクス  ベニマシコ♀、アリスイ

20081223_204751188_2  土、日は、ちょっと余所へ足を伸ばしていたので、今日こそはベニマシコに会いたいものとハンノキの下に腰を据えた。
 一時間ほどした頃に、ハンノキの実を食べにメスのベニマシコが来た。マツボックリのような実から種を器用に、ほじくりだして旨そうに食べるのに感心する。

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 『昨日は、出がよかった』 とのことである。いつも聞かされる言葉であり、こんなときは、ダメなジンクスのとおり、とうとう、赤いオスの姿を、今日は目にすることが出来なかった。
 ただ幸いだったのは、このジンクスという言葉の語源となったと言われる、アリスイが、しばしば姿を見せてくれた。

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 アリスイの独特の体色は、木の幹と同化するためのものだったことが、良くわかった。
 上手く隠れていて、とまっている場所から少しでも目を切ると、次に探すのに手間どるほどだった。

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20081224_203447500_2  アリスイの種名のtorquillaは、首をひねる の意味であるとのことであり、首を真後ろまで曲げ、奇妙な声で鳴くことから、嫌なことの前兆を示すことを、この鳥の属名Jynxが当てられたとのことである。

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2008/12/21

トラとパンダが。。。 ミコアイサ

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 この時期になると、どうしても見ておきたいものに、トラツグミとミコアイサがある。
 そこで今日は、このトラとパンダが一度に済ませられることを目論んでプチ遠征した。
 結果は、トラには、入ったと聞いていたのだが見事に振られてしまった。
 そのかわり、パンダガモと愛称されるミコアイサが4羽もいて楽しませてくれた。

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 ミコアイサはユーラシア大陸の亜寒帯から冬鳥として九州以北の各地に渡来する。
換羽後のオスは他のカモ類よりも明らかに白く見える。カメラもその白さに負けてしまったようだ。
 ミコアイサのミコは、その清楚な姿から神子(巫女)になぞられたものである。アイサは、一説には秋が去ると見られることからと言われる。

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 オスのエクリプスは、右のメスと良く似ていて目の周りが黒くない だけである。この娘は、もう相手を決めたようだ。いつも同じオスに寄り添うようにし、潜るときも一緒だった。

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2008/12/20

冬の野原で タヒバリ、ホオジロ、ジョウビタキ

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 タヒバリが土手の日向で餌を探して歩いていた。
 今日は、型にはまった公園を離れて、あてもなく冬の野原や田んぼを歩いてみることとした。

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 休耕田の枯れた葦原でホオジロが飛び交っていた。ホオジロと合わせてホオアカも撮れないものかと、そこで待ってみることとした。
 ホオアカと思って、喜んで撮ってきたが頬の赤味も違うようであり、ホオアカじゃなかった?。どなたか教えてください。

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 ジョウビタキのオスが、ピラカンサスの実を食べていた。
 バックも前もごちゃごちゃだけど、この方が自然な気がする。少し先の木の枝にメスも様子を伺うようにしていた。
 何も撮れないことも覚悟していたがジョウビのオスメスまで撮れて満足した。たまには、決められた公園の中ではなく、勝手気ままに歩いてみるのもよいもんだ。

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2008/12/15

初 霜  カシラダカ、ホオジロ、アオジ、ルリビタキ

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 厳しい冷え込みのあったこの日、初霜 が観測された。
 見慣れた光景が一変していた。木々の枝も枯野も、木道すらも白粉を振りかけたように白銀に輝いていた。
 この白い風景の中で青い鳥がいたらと入り口で、いつものように迎えてくれるのを期待して、しばらく待ってみるが、ルリ君は出てこない。あきらめて中へ進む。
 その期待に応えてくれたのが、カシラダカとホオジロ、アオジだった。ことにホオジロは、早朝の静まりかえった中で白い息を吐き美声を響かせてくれた。

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 小枝をレースのように包んでいた霜が朝日にあたって、淡雪のようにとけ落ちはじめて、幻想的だった。
 冷たい滴に小鳥達もすぐに飛び立ってしまうのと、逆光に露光調整に手間取っているうちに、小鳥も霜も消えて、ほんの一瞬のまぼろしのように終わってしまった。なんとか、残せた3葉をアップ。

 朝のハプニングを楽しんだあと、今日の目当てのベニマシコとミヤマホオジロとの再会を思って、ポイントへ向かった。
 ベニは、3度ほど姿が見られたが遠く写真にならなかった。ミヤマは、とうとう姿を見つけることが出来なかった。地元の人の話では、昨日の雨があがったあとには見られたそうである。

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   7時過ぎから2時までの6時間あまりベニとミヤマを待って果たせず、無念の気持を、この子が慰めてくれた。

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2008/12/13

大当たり ベニマシコ、ミヤマホオジロ、アリスイ、ルリビタキ

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 ベニマシコが今季になってまだろくなものが撮れていないので、ベニ一本に絞るつもりだった。
 だから、ほとんど一日同じポイントから離れなかったが、ベニを待つ間にルリビタキのメスやアリスイから、なんとミヤマホオジロまでも撮ることができ、久々に大当たりだった。

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 ミヤマホオジロがいることをSさんに教えていただいた。ベニのポイントの湿地の枯れ草の中だった。
 この場所で、ミヤマに会えるとは思いもしていなかったので感激だった。
 某所の餌付け以外で、いわゆる天然物に出会うのは、2年前の山に遠征したとき以来のことである。
 ミヤマホオジロは、枯葉を分けるようにしながら、草の実を、啄ばみ旺盛な食欲をみせていた。

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頭の冠と、その下のアクセントのような黄色が、目の周りの黒帯をはさんで喉にもあり、その下には黒い三角斑と、粋な配色になっていることに、感心する。
 学名が、「エレガントなホオジロ類」とされるのも、ここからだろうか。

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 アリスイまでもが、目の前の葦原に登場してくれた。ミヤマの接待にに歓喜していたところにさらに、お土産をいただいたようで、いい気分だった。

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ベニを待つ裏の藪で、しきりに啄ばむ音が聞こえていたが、ルリビタキ♀が、飛び出してきた。開けた枝に留まって、口から種のようなものを吐き出した。

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2008/12/07

青い鳥  ルリビタキ

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 ルリビタキ♂をようやく近くで撮ることが出来た。今季は、なぜか目にするのは♀が多く早く青い鳥に会いたいと思っていたところ、今日はいきなり直ぐ近くの木々と枯れ草を行き来するところに出会えた。

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 このような美しいルリ色に装えるのに3年がかかっている。オオルリやコルリのオスは、生まれた年の秋には体のかなりの部分が青い羽毛に生え変わるのに対し、ルリビタキは2年目の秋の換羽でも、まだ青くならない。メスと同じ茶色い羽色のまま2年あまりを過ごすのだ。
 これは、成鳥からライバル視されて縄張りから追い出されるのを防ぐためとされている。また、最近では強いオスの縄張りにメスのふりをして侵入し、こっそりと本物のメスに近づこうという作戦ではないかと疑う説も、となえられている。
 そのため、下の写真は別の場所で撮ったものだが、メスなのかオスの若なのか悩まされることになる。 

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2008/12/06

地に降りた  チョウゲンボウ

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 チョウゲンボウが葦原の淵に降りてバッタのような昆虫を捕えていた。チョウゲンボウは、ハヤブサ科の猛禽であるが、草地を走りながら次々に昆虫を捕まえる様子は、小鳥のようでイメージダウンだった。それでも、長い尾の鷹羽には、風格があった。

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 チョウゲンボウ(長元坊)とは、意味ありげな名であるが、語源には定説がない。下から見た飛ぶ姿がヤンマ(トンボ)に似ていることから、ヤンマの方言「ゲンザンボー」から「鳥ゲンボー」にという説や、オスの青灰色の頭から、お寺の 長元 坊さんを連想して命名されたとの説などが知られる。





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