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2009年2月

2009/02/28

再会  オオコノハズク、オガワコマドリ

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 オオコノハズクが都心の杜に、またあのオガワコマドリに再会できるとの情報を4、5日前にいただいたりしたり、さらには地元のフィルドには、レンジャクが来たりと、休日バーダーにとっては嬉しい反面、身の不遇を嘆くような選択を迫られた。
 そんな迷いが裏目に出たのか、目覚めが遅くなってしまい、オオコノハズクは、もう眠りについてしまう時間になってしまった。橙色の光彩は撮れなかったが、いかにも眠たげな半眼の目や、可愛い眠っている姿が写せたので、良しとして、8時に高速に乗ってオガワコマドリに会いに向かった。

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 到着する30分前の9時頃には、直ぐ近くの石の上にきたとのことだった。もう一度その位置に来ることを願って、そこに三脚を据えた。
 しかし、3時過ぎまで粘ったが、とうとうそこには来てくれなかった。
 いつそこに出るとも限らないので、カメラを外して、手持ちで移動して撮る破目になった。こちらのポイントは、頻繁に姿を現すが、30m程も距離があるばかりでなく、背景も良くなかったが、証拠写真でもとの思いだった。

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 500ミリとテレコンをつけたカメラを必死で押さえて、手持ちの撮影でなんとか 証拠写真をおさめた。ときどき姿を見せるキジやクイナがなぐさめだった。

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2009/02/22

待 望  ヒレンジャク、キレンジャク

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 2年間待ち望んでいたレンジャクが秋が瀬に戻ってきた。
 昨日のことである。そのことを、昨晩になって知り、今朝は、6時半に大急ぎで現地に入ったがすでに10人ほどの人が、ヤドリギのある木の下で、スタンバイしていた。その後、ぞくぞくとカメラマンがつめかけ、100人を超すカメラの放列が敷かれた。皆、この日を待っていたのだ。
 9時頃に、見えるところだけでも14、5羽の群れがきた。「来た、来た」との歓声があがる。さながら千両役者の登場といったところだ。

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 ヒレンジャクは、頬紅を差したような顔に、頭部まで続く 太く黒い過眼線が歌舞伎役者の隈取のように見える。
 しばらく、梢で様子を見るようにしていたあと、ヤドリギの実を食べ始めた。

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 キレンジャクが、一羽だけ混じっていたが、なかなか良い所に出てくれず、かろうじて黄色い尾羽を撮ることが出来た。
 まだ、到着したばかりで落ち着かない様子で群れは動いていた。
4時までの間に群れで姿を見せてくれたのは2回だけではあったが、レンジャクが帰ってきたことが、なにより嬉しかった。少しでも長く滞在することを祈るような気持ちで、引き上げた。

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2009/02/21

ネコヤナギ  ベニマシコ

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 久しぶりに北本へベニマシコに会いに出かけた。
 枯野に生えるネコヤナギが猫の尻尾のような絹毛を膨らませていた。その旬の味を確かめるように、ベニがつまみ始めた。
 このネコヤナギは、まもなく花序を開き一足早く春の到来を告げてくれるようだ。
草の種でつないできた餌も、あと少しの辛抱だ。

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 今季はベニがこの時期になっても、低い草にとまる姿が、なかなか見られないうちに、セイタカアワダチソウも枯れ果ててしまい残り少なくなってしまった。
 残っていたカラカラに枯れた一本にベニが乗って実(種)を啄ばみはじめた。枯野のなかで、すっかり、赤味を増した体がいっそう際立って見える。

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2009/02/15

初撮り  ムジセッカ

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 ムジセッカは、春秋の渡りの時に日本海側の島部で稀に見られる旅鳥だそうである。
そのムジセッカが多摩川にきているとの情報を昨日Oさんから知らせていただき、大急ぎで出かけた。
 手持ちの2冊の図鑑には記載がなく、ネットで調べたところ、ムジセッカと類似種カラフトムジセッカが、日本では記録があり、どちらも「セッカ」の名前がつけられているが、ムシクイの仲間であり、この両種と他の類似種との見分けは、はっきりとした白っぽい眉斑と黒褐色の過眼線があること、翼帯がまったくないことによるそうだ。

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 ムジセッカは、全長11cmと小さく葦原から出てきてもほとんど止まっていることがなく暗い所ばかりに姿をあらわすので色合いも出にくく撮影にはずいぶん手こずらされた。
 オンラインの野鳥図鑑には、上面は灰褐色。眉斑は明瞭で、目先で細くなる。眉斑や下面は汚白色。脇から下尾筒は褐色味を帯びる。くちばしは、他のムシクイ同様に細い とある。

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 ムジセッカとオオジュリンとのツーショトが見られた。大きさを比較してみると、ムジセッカがかなり 小さいことが良く分かった。メジロよりも一回り小さいようだ。8時前から午後3時まで粘ったが、撮れたのはこの程度であるが、初見、初撮りは、そんな苦労を感じないほど感激だった。

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2009/02/11

本命撮れず  イカル、トラツグミ

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 イカルの群れが居ついていて、その中に2、3羽の コイカルがいると聞き、都内の公園に出かけてみた。100羽ほどの群れが落葉の中に降り、木の実や草の種を食べては、移動を繰り返していた。
 太いクチバシで実や種をパチパチと割る音が合唱のように聞こえる。多いときは200から300の群れで動いていたそうだ。
 その中から、コイカルを懸命に探したが、昨日はいたというが、今日の群れの中には誰も見つけることは出来なかった。

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 イカルは、大きな黄色のくちばしと頭と顔の前部が黒く、ちょっと太目の体つきがなんとなく奇怪な感じがしていたが、地面から枝に移ったときは、紺色の長めの尾が鮮やかで見直した。イカルの名は、鳴き声の「キーコーキー」を「イーカールー」と聴いてイカルとされ良く言われる斑鳩(いかるが)は、ハト類のことでイカルとは無関係だそうである。

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 イカルは実をくちばしで廻したり転がしたりするため、古くは「マメマワシ」とか「マメコロガシ」などと呼ばれたそうである。木の上で、くちばしで実を動かしていたがその後、求愛なのか、口移しで実を渡していた。

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 落ちた実を拾うだけでなく、こんなアクロバットな格好をして実を採っていた。イカルのこんな姿を見るのは初めてだ。

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 どこかへイカルの群れが飛んでいってしまったので再び飛来するのを待っていた雑木林にトラツグミの姿が見られた。落葉の中からミミズや虫を捕えていた。

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2009/02/08

椿 (2)  メジロ

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 ツバキの語源として、つやつやした厚い葉の様子から「艶葉木」、「厚葉木」 から転じたとか、落ちた花が刀の鍔に似ていることからなど、諸説がある。
 また、ツバキは花が散るとは言わず「落ちる」であり、ただ 『花が散る』 と言った場合は、桜を指し、梅は「こぼれる」と正しくは表現される のだと聞いたことがある。

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2009/02/07

椿 (1)  メジロ

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 メジロは、スズメよりも小さく、日本の野鳥の中では、キクイタダキやミソサザイにつぐ小ささである。
 その小ささは、好物の花の蜜を吸うためなのか、椿の花に乗っても花びらを散らすこともない。

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 「メジロ押し」の言葉は、メジロは群れがかたまって眠るが、そのときに中に入り込もうとして押し合うことからだそうである。
 のんびりと独りで、花を愛でながら、寄ってくるのを待つ鳥撮りは格別に楽しいものだった。

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梅  メジロ

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 陽春を思わせるような暖かな天候に誘われ、お花見をしたくなって、マイフィルドを午前中に後にして、毎年花を楽しませていただいている梅や花桃を栽培している農家の畑地に向かった。
 ウメやロウバイやツバキなどが、もう満開だった。ウメの花にメジロが盛んに蜜を吸いにきていた。鳥撮りのカメラマンは誰もいない中で、梅の香をかぎながら、ウメジロウにカメラを向けて遊んだ。

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 群れにリーダーがいるのか、いっせいに飛んできては、揃って別の木に移って行く。
 メジロが去った木にアオジが飛んできた。下では、キジ♀が、2羽並んで気持ち良さそうに砂浴びをしていた。

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2009/02/06

越冬  ヒクイナ

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 ヒクイナを撮りに行った。湧き水を源流とする流れだけに川底の石が、くっきりと見えるほどきれいな水であるが、周囲は住宅に囲まれた街中の川に、良く降りてきたものだ。越冬の記録は中部以西までで関東では初めてだそうである。
 2・3年前に、秋が瀬近くの田(大久保)で見た印象では、もっと緋色に近く、体も黒っぽかったように覚えているが記憶違いだろう。あるいは、夏羽と冬羽では相違があるのだろうか。

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 図鑑には、『額および顔から下胸にかけてはくすんだ赤褐色で、頭上以下の背面とわきはオリーブ灰褐色である。雌雄は同色。くちばしは黒褐色、足は赤い。』と、表されている。

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 川辺の枯れた葦の中に隠れたり、そっと出てきたりを繰り返していた。また、用心深く水の中を歩くこともあったが、この時は何かに驚いたのか、急に走り出した。このあと、低く飛ぶこともあったが、飛ぶよりも、大きな足を使って走ることが得意のようだ。

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 ヒクイナは夏鳥であるから、夏クイナと呼び、クイナを冬クイナと呼ぶ言い方がある。
だから唱歌「夏は来ぬ」でクイナ鳴き・・・は、ヒクイナのことである。因みにその歌詞は 
 五月闇(さつきやみ) 蛍飛び交い 水鶏(クイナ)鳴き 卯の花咲きて 早苗植えわたす 夏は来ぬ
 ついでながら、1番は、卯の花の匂う 垣根に 時鳥(ホトトギス) 早も来鳴きて 忍び音(しのびね)もらす 夏は来ぬ
 忍び音とは、まだ泣き声に自信のない若鳥が小さな声で鳴くことであり、こまやかな自然観察や季節感に溢れていることに感心する。

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2009/02/01

風の北本  ベニマシコ

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 風の音で目を覚ました。晴天だったが北風が吹き荒れている。昨日は雨と強風で出られず、休日ブロガーとしては寝て入られないので、ベニだけでも撮りたいものと北本へ出かけた。
 抜けの良い所の草は風当たりが強く、なぎ倒されるように揺れ動きベニがとまるような状態ではなかった。だから、背景など選びようもなjく、手前の他の草陰の丈の低いセイタカアワダチソウに、きたところを、ただ撮るだけだった。

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 バックが ごちゃごちゃ であるが、強風で他の鳥が、ほとんど姿を見せない中で、撮らせてくれただけでも良しとする。
 北国から冬越しにやってきているベニマシコは、同様のマヒワやカシラダカ、シロハラなどよりも北帰行が早いだけに、この時期の採餌には熱心なのだろう。

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