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2009年3月

2009/03/28

求愛給餌  カワセミ

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 カワセミを撮っていて最も美しく感動的な光景は求愛給餌と呼ばれる雄が雌のために魚を捕って与える 姿だろう。雌が雄から給餌を受ければ、つがいが誕生する。
 その感動物語を直近で、撮ることが出来た。

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 雌が枝に先に来て何度か餌をねだるように鳴き声をあげて雄のくるのを待っていた。
雄は近くの岩で魚を狙っていたが、ようやく捕れた魚を雌の待つ枝に運んできた。

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 僕、初めてのプロポーズなんだ。なんだか緊張しちゃうな~。

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 あっ、いけない出ちゃった。僕、緊張すると、失敗しちゃんだ。
 おゃおゃ、お尻から排泄物が。なんてあの子は純情なんだろう。

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 そんなにあせらせないでょ。いま食べやすいようにして渡すからと、雄。
 雌、じゃおとなしくまってるから、大事な魚を落とさないようにね。

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 さぁどうぞ召し上がれ。
 うゎ~大きくておいしそう。

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 あ~あ、良かった。僕の給餌を食べてくれて。これからは僕を認めてくれるだろうネ。

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2009/03/22

ペアリング  カワセミ

昨日に続いてカワセミの貴重なシーンを撮ることができた。
  清流に棲み「飛ぶ宝石」と言われるカワセミのこんな光景を、都市公園の一角で見られることは、バーダーにとっては、幸せこのうえないが、カワセミが本来の習性すら変化をもたらして得た、新たな適応力の結果であることを考えずにはいられない。

 カワセミの繁殖期は、以前は2~5月であったが複数回繁殖することが当たり前になってきていて、9月まで伸びているとのことである。ただ、そのためか寿命は短くなっていて、実際の観察でも、同じ個体を二年以上同じなわばり内でみることができなくなったとのことである。(BIRDER別冊カワセミ号による。)
 いまや、とても清流とは言えない都市の河川や公園でカワセミは、ほぼ一年を通して見ることが出来る。これは、たしかに都市の川の水がきれいになったり、餌が豊富になったこともあるが、反面かなり上流域まで護岸がコンクリートで固められたり、清流域の河川敷きは、人が入り込みバーべキュウなどにより荒らされ、天敵のカラスなどの増加などの環境の変化から逃れ、カワセミの方が、順応した結果と言えよう。
 これ以上、カワセミの適応性や生命力に頼っていたのでは、いつの日かカワセミは私たちの目の前から姿を消してしまうでしょう。(BIRDER別冊カワセミ号を参照。) 

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2009/03/21

恋の季節  カワセミ

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 今年になって初めてカワセミを撮った。
春を待っていたのは人間に限らず、いっせいに花を咲かせる草木や、旅立ちを急ぐ冬鳥、恋の季節を向かえる留鳥やすべての生き物なのだろう。
 水ぬるむ季節をむかえ、水辺に出てきたザリガニがさっそく捕えられ、気の毒だが、これも自然の営みなのだろう。
 カワセミは、捕った獲物を激しい勢いで打ち付けてから飲み込んだ。

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 今度は魚を捕えたが尻尾の方に咥え直して、林の中のメスのところに飛んでいった。
この時期に見られる求愛給餌だ。カワセミの恋の季節が始まったのだ。

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 メスは、オスの気持ちを知ってか知らずかプレゼントを受け取ると、オスに背を向けてしまった。それでもオスは、メスがプレゼントを食べるのを見守るようにしていた。
 果たして、このプレゼント作戦は功を奏するのだろうか。オスの背中にせつない思いが感じられた。

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カワセミのペアリングを初めて撮ることが出来た。
 さっきの、ペアである。なにかホットしたような気分と生命の厳粛 さを感じる。
ここで、何年も撮影している人も、初めてとのこと、といっていたので、写真に納められたのは、かなり稀なチャンスのようだ。5枚ほど連射できたが、 2枚だけにとどめておく。

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カワセミの撮影ポイントの後ろの小彼岸桜にメジロが。

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2009/03/20

春だ!秋が瀬   ヒレンジャク

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 子供の森では、アマナの小さな花があちこちで咲いていた。
茎と球根が甘味があるところからアマナだそうであるが、チュウーリップを小型にしたような、この花に出会うと、なによりも「秋が瀬」に春が来たことを感じる。
 アマナを楽しんだあと、トラツグミを探したが見られず、レンジャクを撮れるときに撮っておこうと思い直し、ピクニックの森へ移動した。

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一週間ぶりのピクニックの森も、すっかり春の装いに変わっていた。
路傍では、ホトケノザやタンポポが咲き、ユキヤナギが真っ白な花枝をひろげている。森の中では、木々が芽吹き、赤子の手のような若葉がみずみずしい。
 その中を、旅立ち前のヒレンジャクが元気に飛び交っていた。

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 10時ころまで雨が降っていたためか午前中はカメラマンも少なくレンジャクは、目の前の枝や路上の草に降りたり、飛び去ったりを繰り返していたが、陽射しが出て気温が高くなるにつれ、高いヤナギの木などに留まることが多くなった。
 リュウノヒゲの実も残り少ないようなので、そろそろこの最後の50羽ほどの群れも、旅立つのも間もなくのようだ。すでに、キレンジャクの入っていた群れの姿はない。今日は、見送りのつもりで来たが、陽射しが強くなってきたので退却した。

 レンジャクよ、今年はたくさんの群れで楽しませてくれて有難う。

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2009/03/14

雨が止んだら  キレンジャク

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 折角の土曜日に春の嵐のように、風雨が吹き荒れたが午後2時過ぎになって 上がったのをまって森に入る。
 目当てのレンジャクの群れも、それを待っていたように、姿を現した。30羽ほどだろうか。キレンジャクもかなりの割りで混じっている。
 芽吹き始めた木に黄色の尾がひときわ鮮やかに見える。

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 キレンジャクが雨上がりで濡れているためか、めずらしく下で食べずに木の上にリュウノヒゲの実を運んできた。
 先客のヒレンジャクとツーショットとなった。

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   先客が気になるのか、冠羽を逆立て実を守るようにしていたが、ヒレンジャクが振り向くとあわてたように食べ始めた。

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 格好が良くて、色も綺麗なレンジャクに、自分もその一人であるが魅せられた人達だろうか、10人ほどのカメラマンが雨の中で濡れながら撮っていた。

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2009/03/08

裏磐梯 3  マヒワ、ウソ

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 3時になったので帰りかけようとしたときに、マヒワが10羽ほど飛んできて、ベニばかりがヒワじゃないと訴えるようにジュクジュクと、にぎやかな鳴き声をたてた。仕方がないので?シャッターを押した。
 ヒワの語源の「ひわかし」は「可憐で若々しい」であり、ひわ色は、黄緑色を指し、またマヒワのマは真であり、同類を代表しているのだろう。

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 ウソも、ベニヒワやイスカが群がるカラマツの木の下のカエデの実をついばみながら、ポーズをとっているようだった。

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 今回の目的は、ベニヒワだったが、あわせてひそかに期待していたイスカにも出会え、これ以上もない収穫を得ることが出来た。
 感謝をこめてイスカのツーショットで今回の裏磐梯の探鳥記を終わる。

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裏磐梯 2   イスカ

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 なんと鮮やかな赤さだろうか。赤というよりも朱色である。オスは、翼と尾をのぞいて全身が朱色の体だ。
 ベニヒワに会いたくて裏磐梯をおとずれたが、イスカまでも見ることが出来た。
 イスカは、16.5cmということだから、ベニヒワに比べかなり大きいが、争うこともなく同じ唐松の木で、仲良くマツボックリの実を取り出して食べている。

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 メスは、全体がくすんだ黄緑色で、オスに比べるまでもなくなんとも地味な色合いだ。
雪がとけた湿地に降りて、旨そうに水を飲んでいた。 
 ベニヒワとイスカのそれぞれの群れを同時に出会うことができ、シャッターを押す手指が震えるような感激を覚えた。
現地でお世話になりました皆様に心からお礼申し上げます。

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裏磐梯 1  ベニヒワ

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  ベニヒワに会いたくて、今年も裏磐梯の森を訪ねる。昨年は2度遠征したが会うことが出来なかったので、いっそう会いたい思いがつのっていた。
 期待に胸を膨らませて、深い雪の中を時には膝まで雪を踏み抜きながら分け入る。
 チェイーンとの鳴き声に仰いだ唐松の梢に、ベニヒワがいた。先行の一羽の後に、群れが続き唐松の実のあちこちにとりついた。ついに念願がかなった。

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 雌雄ともに濃い紅色の額であるが、オスは胸も紅色。体長は13cmほどとのことなので、スズメより一回り小さいことになる。
 数少ない冬鳥として主に北海道と東北地方北部に渡来し、その渡来数は年によって変化が大きく、まったく姿を見ないこともあるとのことだが、この地には、昨年に続いてたくさんの群れが訪れているので、見ることが出来た。

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雪の枯野に、一度に花が咲いたようだ。そして、こんな芸当まで披露してくれるのだから、たまらない。

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初撮りの嬉しさに、手当たりしだいにアップしてしまったが、この感激はとうてい、独りではなしえなかった。撮影にあたっては、裏磐梯の民宿「リゾートイン・みちのく」のご主人に、ご案内いただいたことによることを付しておかなくてはならない。ことに、たまたま満室で宿泊できなかったのにもかかわらず、同行を許していただいてのものであり、ご好意に幾重にも感謝します。




















 

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2009/03/01

10態  ヒレンジャク

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今日は、地元のフィルドで9時から3時半までの間、まったりと過ごした。
 レンジャク人気で異様なほどの熱気に包まれていたが、なんとなくのりきれなかった。
 キレンジャクは、きのうは3羽いたそうだが、姿を見せなかった。
 今日のシャッターからヒレンジャクの10態を集めてみた。

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 このところ、群れに数が少ないためかヤドリギの実はたくさん残っているようだ。たべすぎて、メタボにならないか心配なほど、ずいぶんお腹が膨らんでいるが、そんなに急いで食べずに桜の咲く頃まで残っていてほしいものだ。

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