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2009年4月

2009/04/29

行行子  オオヨシキリ

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「 葦切りや 揺れつつも鳴く 葦のさき」 ( 水原秋桜子 )
「行行子 大河はしんと 流れけり」 ( 一茶 )
 オオヨシキリが、なぜそこまで声を張り上げるかと思うほどかしましく ギョギョシ、ギョギョシ と鳴く声を今季初めて聞いた。この鳴き声から短歌や俳句では夏の季語として別名の「行行子」があり、初夏を告げる風物詩とされ夏の句として詠まれる。

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2009/04/26

都市公園で  コマドリ、クロジ

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 コマドリが、一週間ほど前から都市公園に今年も入っている様子をいろいろな方のブログで知りつつも休日バーダーの辛い所で、ガマンの子だった。
 昨日は一日中あいにくの雨で あり、あきらめてマイフィルドでキビタキを探していたところコマドリを撮ってきたという話を聞き急遽、都市公園へ向かった。

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 頭部から上胸と上面が橙赤褐色で下面は灰青色のツートンカラーである。この姿を2年振りに目にすることができた。あぁ、間に合って良かった。このところ、マイフィルドの田んぼに入ったトモエガモ、シマアジは週末までいてくれなかった。
それだけに見られただけでも満足ではあるが、お昼近くの陽は強く真上から射し撮影には最悪の条件だった。色とびしないよう思い切りマイナスに設定したので背景が黒く落ちた。実際には日中に日陰とはいえバックが真っ暗になることはないが、これも写真の面白さだろう。

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2009/04/25

大洞の水場 ゴジュウカラ、マヒワ

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 雨の休日は、読書と写真の整理時間をたっぷりと与えてくれた。12日に大洞の水場に行ったが、期待に反し夏鳥の姿がなく、ほったらかしになっていたメディアを開いた。
 その日に撮ったものをアップすることを旨とする主義からは反するが、今日は鳥撮りに出なかったので更新ネタとする。

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 ゴジュウカラ、マヒワ、キセキレイなどが泉で水を飲んだり浴びて飛び去ってゆく。
 一年中、水が涸れないこの泉は、小鳥達にとって貴重な場所のようだ。きっと、もうコルリやキビタキも来ていることだろう。

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2009/04/22

日御碕  ウミネコ、イソヒヨドリ

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 出雲へ仕事で出張した。そこから車で20分ほどの距離に日御碕がある。そこに宿をとった。日御碕の西の経島(ふみしま)はウミネコの繁殖地として飛島や蕪島等とともに天然記念物に指定されている。
経島には11月頃から北から渡って来て7月頃までの間、数千羽のコロニーを形成し繁殖するとのことである。
 ウミネコは、黄色い嘴の先端に赤と黒の斑紋がある。体は白く、背や翼の上面は濃青灰色で黄色い足。成鳥では黒帯の尾羽がある。その名の通り、ミヤーオ、ミヤーオと猫に似た鳴き声である。写真は、保護地の経島には渡島出来ないので岬側で撮影したものである。

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 柱状節理と呼ばれる岩だなに溜まった雨水を飲みに降りてきた。 ウミネコはカモメ科であり、海水を飲んでも塩分を濾過する能力を具えているはずであるが、真水の方が良いのだろうか掬うようにして旨そうに飲んでいた。地元の方も珍しいと言っていた。

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 イソヒヨドリが、その岩場の溜まり水へ飛んできて水浴びを始めた。海岸の岩場なら何処でも見られそうでいて案外、見ることが少なく、今回も予想していなかっただけに有難かった。
 出張のバックにカメラを忍ばせてきた甲斐があった。
そのあとで、民家の軒で囀るのにも出会えた。見られるときは、ふしぎと続くものだ。

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2009/04/18

今季初撮り  キビタキ、オオルリ

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 マイフイルドに待望のキビタキとオオルリが来たとの情報に、週末を待ち遠しく思っていたのに昨日夜更かししたため遅い出足になってしまった。
 先に来ていた人達の満足げな様子に焦って動き回ったがけっきょく最初のポイントでなんとかキビタキに出会うことが出来た。

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 オオルリをキビタキが撮れたのに気を良くして探すが、枝や葉が被り、なかなか良い所にいるのを見つけられなかった。
 どちらも、証拠写真ほどのものではあるが、今季初撮りを、マイフイルドでおさめることができたので、満足だ。

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 キビを待っていた時に、アカハラが飛んできた。また、コマドリの鳴き声も聴くことも出来た。声だけで姿を見ることは、かなわなかったが思いがけないプレゼントだった。

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2009/04/12

ディスプレイ  ミソサザイ

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 雄が雌に示す求愛行動の一つに、ディスプレイと呼ばれるダンスがある。
近くの岩陰で落葉に隠れるようにしているメスに向かって懸命にディスプレイを披露するミソサザイの様子を見ることが出来た。
 大洞の水場に、青か黄色の夏鳥が、ひょっとして入っていないかと期待して来たのだが、鳴き声すらしなかった。その代わり、茶色い子が大サービスをしてくれた。

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 一分ほど、続けていた。どうも雌の反応は思わしくなかったようだ。
 ミソッチの雄は、巣を用意したり、大きな囀りをあげたり、そのうえで雌が近づけばディスプレイを披露するなど、お嫁さんを得るためには、ずいぶん苦労がいるようだ。
 そのくせ、雌が産卵すると、抱卵や育児はすべて雌に任せて、さっさと別に巣穴をつくり、次のお嫁さんを探し始めるそうだ。一夫多妻なのだ。

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 今度は、翼を広げるだけでなく尾羽を立てて、その尾羽を震わせながら広げる。なかなかの迫力だ。雄のひたむきな努力に頭の下がる思いがした。

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2009/04/11

夏鳥は何処に  カケス、アトリ、ウグイス

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 カケスがジェーイ、ジェーイと、 しわがれた声をあげながら飛んできた。 おせいじにも良い声とは言えないが、羽色は良く見れば青と黒の斑模様があったりして悪くはない。

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 初夏のような陽光に包まれたマイフイルドの森に肝心の夏鳥の姿はなかった。
 カケスだけでも撮れたので良しとしてあきらめてピクニックの森へ移動する。ウグイスや、頭部が真っ黒な夏羽のアトリと、カワラヒワを見つけて昼前に引き上げた。

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2009/04/05

囀り  ミソサザイ

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 春一番早く、さえずりを聞かせてくれるのは、ミソサザイであろう。2月下旬頃から、谷川沿いの藪や林の影でさえずりはじめる。
 その囀りを急に聞きたくなって、ミソっちのマイポイントへ遠征した。
 渓流に入って直ぐに、あの複雑で音域のある高音が届いてきた。思わず沢の流れに目をやったが、声の主は林の中だった。巣を作る前に、縄張りを宣言しておこうとする魂胆のようだ。

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 全長10.5cmと、キクイタダキとともに日本最小の体であるが、口をめいっぱい空け、胸を膨らませて鳴く声は、びっくりするほど大きく、健気な感じにうたれる。

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 他のオスを追い出してから、ここに巣を新たに作るつもりか、穴を掘り始めた。その間も辺りを警戒したり、少し離れた場所に移って囀ることも忘れない。
 こんな知恵者だから、西欧では「鳥の王」とする伝承がいろいろ存在するのだろう。
 『鳥達が一番高く飛べた者を王様に決めようと話し合い、ワシが一番高く飛んだ時に、その頭に潜んでいたミソサザイがそこから飛び出して一番になったとか・・・』(スコットランド民話)

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2009/04/04

別れの前に ヒレンジャク、ミヤマホオジロ、クロジ

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 マイフイルドに桜が咲き、ノウルシが下草の中で黄色い花燈を持ち上げるこの時期は、冬鳥との別れの時でもある。ただ、今年はヒレンジャクが残っていたり、ミヤマホオジロが入ってきたり、クロジも戻ってきて端境期を救ってくれている。
 そして、今朝はキビタキの鳴き声を聞いたとか、実際に姿を見たとの話もあった。

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 レンジャク人気であれほど賑わった森も潮がひいたように静かだった。 マイフイルドに落ち着きが戻ってきた。
 ヒレンジャクが、まだ3羽ほど残っていた。芽吹いた緑の中で見るヒレンジャクにも落ち着きが感じられた。そんなレンジャクを見送るつもりでカメラを向けた。

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 マイフイルドでは冬の間にほとんど見られなかったミヤマホオジロが 、渡りの途中で立ち寄っているとの情報を皆さんのブログで知りなんとか週末まで滞在していて欲しいものと思っていた。
 子供の森に入って直ぐに、お会いしたmさんなどからポイントを教わり、なんとか撮ることが出来た。

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 クロジも、この冬は姿を見る機会が少なかったのであるが、いつもの場所に、良い色になって戻ってきた。

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2009/04/01

ペアリング 2  カワセミ(3/28撮)

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 3月は去ると言われるように、瞬く間に4月になってしまったような気がする。この3月最後の週は、日曜は仕事があり鳥撮りに当てられたのは、28日の土曜午前だけと、週末バーダーにとって辛い年度末だったが、忘れがたい日となった。
 カワセミの給餌行動が、10時15分。その前の、9時45分と10時7分にペアリングを撮る機会を得た。なんと、これらの求愛給餌行動は30分余りの間のことだった。

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 写真をチェックすると10時7分56秒である。このあと10秒ほどの間のことだった。
 この種のものを撮影したり公開することに異議もあるようだが、野鳥の自然な行為であり、手前は池の流れがあってストレスを与えることのないロケーションであることを、おことわりしておく。

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