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2009年5月

2009/05/31

若葉の中で  コヨシキリ、アオジ

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 遠征に出たが生憎の天候もあって出会えた小鳥は少なかったが、サラダにして食べてみたいような若葉の深い森や小鳥のさえずりに浸れ、楽しかった。
   コヨシキリが、先に来ていたオオヨシキリの攻撃に追いたてられながらも葦原の縁辺を確保していた。オオヨシキリと違って、はっきりとした白い眉斑とその上に黒線があり、体の大きさも全長13.5cmとスズメよりも小さくオオヨシキリの18.5cmとくらべてかなり小型である。

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 黄色い口をいっぱいに開いてピッピッ ピッ 、ジョッピリリなどと金属的で細い声でさえずる。オオヨシキリの例のやかましいギョギョシの声と違ってやさしくって良い。

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 アオジが、雨模様の中で素敵な声でなぐさめてくれた。

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2009/05/29

メロ、メロ  キビタキ♂(5/24 撮)

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 いやぁ、こりゃあ、まいった。目の前でそんな格好をされたのでは。それでなくても君に夢中なのに。もう、メロメロだょ。

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 キビ♂が、なにを思ったか目の前にきてカメラ目線で語りかけるような仕草だった。

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 もう、君の魅力は十分堪能させてもらったよ。少し離れてくれないか。ピントが限界なんだ。大サービスを有難う。

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2009/05/24

飛ぶ木漏れ日 キビタキ 

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 キビタキのオスが木々の中程を飛び回り、緑の中に溶けこんだかと思うと、人の直ぐそばまで来て鮮やかな姿を見せつける。
お腹の黄色に喉から胸にかけての橙色が見事なアクセントとなっていて黒い上面とともに、まさに「伊達男」ぶりにほれぼれさせられる。

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  こんなに派手な原色では、目立ち過ぎないかとも思われるが緑の中を飛び交うキビタキは、緑葉を透かして輝く木漏れ日のようでもある。

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2009/05/23

ガンバるお母さん  ミソサザイ

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 ミソっちの雛が巣穴から顔をのぞかせていた。むくむくとした灰褐色の産毛に包まれ、うすいチョコレート色した体で薄緑のくちばしと、小さな目を見開いて懸命に親の来るのを待っていた。

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 うしろから、2羽が負けじと顔を出してきた。5羽の雛が孵ったようだ。

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 近くの枝で、お母さんが、しきりに鳴き声を上げて巣立ちをうながしているようだった。
 それに応えて次々と、雛たちが巣穴からぬけだし、最後の一羽となった子。

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 巣から転げるように出てきた雛は、またひとかたまりになって、大きな口をあけて餌をねだっていた。

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 ミソサザイは、一夫多妻で、雄は営巣までであとの抱卵から育雛は、雌が行なう。
 お母さんは、休む間もなく、餌を運んでは、ひなに口移しで与えていた。

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2009/05/17

鳥撮り失敗  たんぼ

 昨日、公園にヤツガシラの情報に、開門前から行列に加わったが、抜けてしまっていた。今日は、きのう行くつもりでいた遠征を試みたが、現地は車から出ることが出来ないほどの雨で鳥撮りを断念し早々に戻ってマイフィルドの田んぼでシギチを探すも、たいした成果がなかった。
 ただ、鳥を撮り始めるよりだいぶ以前に、棚田を巡っていた頃が妙に思い出されてならなかった。7年から10年前のことだ。その時の画像アルバムを開いてみた。
ついでに当時の写真から、この季節の たんぼ の写真を『探鳥記』をいさぎよく休載し代わりとする。

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 アカショウビンで有名な松之山の棚田。たんぼの写真家に限らず、ここは、山霧が写せるので、風景写真家の隠れたポイントとなっている。

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 雪解けの田に、北アルプス白馬連峰を映す、青鬼(あおに)の棚田。

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 農村では、端午の節句を田植えの時期を外して一月遅れで祝うところが多いようだ。

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 城郭のような石積みは、田の幅よりも高く、山の下から上まで棚田が連なる。先人の労苦が偲ばれる長崎の鬼木棚田。

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 夕日に染まる岡山、北圧棚田。水鏡は、青藻が出る前の数日のことだ。

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 山間の棚田は、田植えを機械によることが出来ず、人の手によっている。
 たまたま目に付いた、5~6月頃の写真をランダムに取り出してみた。
探鳥記を期待されて覗いて下さった方には、お詫びします。

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2009/05/10

捕食、ペアリング  ツミ

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 ツミが先週ぐらいからマイフイルドに入っていた様子だったが、ここでは久しぶりに巣を架け始めた。枯れ枝をもぎ取ってきては巣作りをしている。
 この時期にツミを撮るために少し遠方までいつも出かけていたが、マイフィルドで見られるとは嬉しいことだ。

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 雄の腹部の斑が残っていたり、メスの体の大きさが雄とほとんど変わらないところを見ると、このカップルは、雄も雌も若い個体のようだ。

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 ツミは、巣を架けた木のほかに、獲物を食べる木(場所)、餌を受渡しする木、見張りをする木を別々に定める。
 どうやら、この木の枝が餌の食べ場所になったようだ。

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2009/05/07

裏磐梯  オオルリ、コムク、キビタキ

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 裏磐梯へ一泊(5日)遠征した。6日の朝の探鳥では、キビタキやコムク、ノジコ、コサメビタキ、ニュウナイスズメなどを見ることが出来たが、いずれも遠く枝の被るもので写真にはなり難く満足できるものではなかった。
 しかし、最後にオオジシギのディスプレイ・フライトに遭遇しその迫力を堪能し、それまでの不満を一気に解消した。
 その余韻の中で立ち寄った、コムクのポイントで、オオルリが迎えてくれた。

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 コムクドリが、高い枝先で動き回っていた。白い頭と赤い頬がなんとか見て取れる。

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 桜の花絡みのキビタキの絵は、念願の一つであるが、叶えられることはないと思っていた。はるか遠くであるが、その光景に出会った。写真には、無理な距離であるが証拠として撮ってみた。ほかにも、キビタキを何度も見ることが出来たが高い梢ばかりで写真には難しかった。

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2009/05/06

ズビー、ズビー、ズビャーク  オオジシギ

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 「ズビ、ズビ、ズビャーク・・・」は、知る人ぞ知る、オオジシギのディスプレイ・フライトの鳴き声である。話には聞いていたが、この声を、裏磐梯高原で実際に初めて聴くことが出来た。とても鳥とは思えないほどの迫力ある音だ。前夜、宿の 『みちのく』 の旦那から聞いた話の通りだった。
 飛び立つときは「ジェーツ、ジェーツ」から始まり、上空に達すると「ズビー、ズビー、ズビャーク・・・」と鳴き、次第に速度を早め、急降下するときはグググク・・・ガッ、ガッ、ガッと激しい音をたてる。これは、鳴くのではなく羽を半ば開いた羽音である。

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 びっくりしながら、見上げる中で2、3度急降下を見せた後、地表に降りたようだった。しかし、われわれ5人の仲間には見つけられなかったが、案内をしていただいた若主人が、枯れ木の天辺にいるところを示してくれた。
 おかげで、オオジシギを撮ることを得た。数歩づつ近づいてはシャターを切る。背景に磐梯山の残雪が写りこむ絶好の位置である。
 久しぶりに、シャッターを押す手が震えるほどの感動を味わった。

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 ディスプレイフライトは、雄が一定の場所に雌をひきつけるために行なわれるものだそうである。今回目撃できたのは、そのうちの一羽であったが、四羽が 揃ったことがあったとのこと。その音から雷シギとも呼ばれるくらいだから、さぞかし豪壮だっただろう。
 「みちのく」(http://www.r-michinoku.com/index.html)の旦那の熱心で見事な案内に感謝。案内なしで広大な裏磐梯にたまに訪れて野鳥を探すことの難しさを初日に痛感した。

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2009/05/04

雪の消えた森  ミソサザイ、キビタキ

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 雪の下から咲き出る花を撮りたかったのだが連休前の数日で残っていた雪が一気に消えてしまったそうである。
 鳥がダメな時にそなえて、別に標準レンズをつけたカメラを用意していたがけっきょく使わなかった。500ミリに1.4を付けたままで撮ってしまった。
 上からミズバショウ、リュウキンカ、アズマイチゲ、キクザキイチゲ。

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 この春は、行く先々でミソサザイに出会う。ここでも、あちこちでミソっちがチョコレートの固まりのような体を震わせていた。
 頭の上を通り抜け目の前の枝にとまって鳴きはじめた。お嫁さん探しで人のことなど気にしていられないと、いったところのようだ。

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 目当ての一つのキビタキが、ようやく木にとまった。話によれば、2、3日前に入ってきたばかりとのことで、縄張りがまだ定まっていないとのこと。そのため、キビタキ同士が追いかけこを展開していて、じっととまっていることがなく、まともに撮れたのは、ワンチャンスだけだった。

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 胸の赤味も濃く素晴らしくきれいな若い個体だが、いいところには出てくれなかった。
 今回の遠征に期待したコルリもコマドリも声だけだった。またクロツグミは姿を見たが撮れなかった。だから、行った所を明らかにするまでもない気がするが、前3回のコサメやニュウナイやアカゲラも含めて戸隠森林植物園で2日および3日に撮った。

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赤と黒  アカゲラ

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 アカゲラが、キョツ、キョツと鋭い鳴き声を発して、白樺の幹に取り付いた。
翼の白と黒の模様。特に背中の逆八の字形と、下腹部と後頭部の赤が白樺との対比でいっそう際立っていた。

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 この古い巣穴を利用するつもりなのか、しきりに飛んできては中をのぞいていた。この直ぐ下にニュウナイスズメの巣穴があり、激しいバトルが繰り返されていた。

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 森の奥では、メスが樹皮の下から虫を捕っていた。

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栗色  ニュウナイスズメ

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 ニュウナイスズメは、オスは赤栗色の頭と白い頬であり、メスはオリーブ灰色の頭と淡色の眉斑があるので見分けやすい。スズメと比べて栗色の頭と背が鮮やかで頬に黒斑がなくあんがいきれいだ。
 ニュウナイスズメ(入内雀)の語源は、ニュウ、ニフは黒子(ほくろ)のことで、黒子がないことから、と言う柳田國男説が一般的であるが、『大言海』には「ニフナイは新嘗(ニイナメ)の訛り、人より先に新稲を食う意か」とある。そのほかにも諸説がある。

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 メスが顔を出している白樺の方が、ニュウナイスズメの本当の巣である。こちらは、コガラの巣であるが、主の留守中にコガラの巣材をちゃっかりと失敬していた。

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2009/05/03

鮫色  コサメビタキ

20090503_231944312 ヒタキ科では、キビタキやオオルリなどの華麗な鳥達が人気を集めているが、灰褐色と地味ながらコサメビタキは、小さな体に目が大きく愛らしく別の人気があるようだ。
 コサメビタキは、サメビタキより少し小さく、サメは鮫の肌色に似ていることによるそうだ。今では鮫色になじみはないが、昔は鮫皮は刀の柄などに使われていて、その色合いは良く知られていたようだ。

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 この枝に、何度も留まるところをみると、どうやらここに巣を架けるつもりのようだ。コサメビタキの巣は、コケをクモの糸などで絡めた精巧なもので、離れた所からでは、木のコブのようにしか見えない。
 前に、あすこにあると指を差されて教わっても、なかなか分からなかったことがある。

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