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2010年8月

2010/08/28

おたから ツミ、オオルリ

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  ツミをこんなに超ドアップで撮れたら良いのだけれど。この剥製は、知人が高知県に赴任中に事務所のドアガラスに激突し落命したものを譲り受けた。彼の地では、スズメタカの名称が一般的で、ツミと呼ばれることはないとのことだった。

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 酷暑続きでバテ気味なのと、行く当ても余りなかったので早起きする意欲がわかずマイルームに一日中ひきこもりを決め込んだ。本読みにあきてカメラを弄っていてイタズラを思い立った。室内での鳥撮り?だ。お相手は書庫の上の2体の剥製などである。
 ついでに写しこんだ額画は、版画愛好者はもとより登山家にフアンの多い畦地梅太郎の作品、「鳥をいだく -69」(65/150)と、「よろこびの山 -73」(35/100)。今では手に入れることは難しい自刷り(刷りも作者自身がしたもの)であり、愛蔵品。

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 このオオルリは、4年ほど前にヤマセミを撮りに出かけた山峡の宿で、ガラス窓に追突して落命したものを、いただき剥製にしたものである。谷川の際に建つ宿では、窓に当たって死んだ野鳥を、その度に冷凍保存し博物館などに連絡しているが引き取りに来ないので埋めようと思っている、とのことなので保冷剤にくるんで持ち帰った。

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2010/08/27

本州で初の繁殖 キンクロハジロ

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 キンクロハジロは、ユーラシア大陸の亜寒帯で広く繁殖し、日本には冬鳥として渡ってくる。北海道で少数が繁殖するとのことである。そのキンクロハジロの幼鳥の姿が見られるとの知らせを、F さんからいただいた。有難うございました。
 本州で繁殖が確認されたのは初めてのことだそうだ。

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 地元の人の話によれば、9日頃に最初に3羽のヒナの姿が見られたとのことであるが、2、3日のうちに猫に2羽が襲われ、1羽になってしまったとのことである。
 残ったこの子は、幸い元気にすくすくと育っているようだ。母鳥の心配げなようすをよそに活発に動きまわったり、潜ったりを繰り返し見せてくれる。

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 オスの方は、どうも育児をメスに任せているようであり、幼鳥と離れていることが多く一緒にフレームに入れるのに苦労させられた。
 マイフォームは、この葦の茂る浮島の中のようだ。ときどきここに乗って休んだり中に隠れたりしていた。

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2010/08/22

落鳥 ツミ幼鳥

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 巣立ちして10日目の末っ子だけに猛禽のツミの幼鳥とはいえ、あどけなさが勝っていると思っていた。その数分後に、悲しい出来事が待っているとは考えもしなかった。

 鳥の死を落鳥という。普通、鳥は木の上で生命を謳歌し、木から落ちる時は亡くなるときだからだ。そんな姿を目のあたりにし、なんとも辛かった。

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 ときどき目を瞑ったり、姿勢や向きを変えたりしていたが、急に枝からずり落ちるようにしてとまった。片足の爪が枝の下に出ているのがみえるように足ではなく体を枝に持たせ架けるような止り方であり、異変を感じた。

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 その後、地に着くまで羽を広げて飛ぶ動作もなく、すーと落下した。顔を上げるが、立つことも出来ないのだった。仲間で専門家に電話で聞き、水を飲ませるなどして介抱するが命を取り留めることができなかった。巣立ちして10日の命だった。
 力尽きる前に、必死で見上げた目が哀れでならない。そのとき見ていたのは、餌を運んでくれる親の姿を求めていたのだろうか、あるいは自由に飛ぶことが出来なかった大空なのだろうか・・・。

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 4羽の巣立ち雛のうち、前に一羽はカラスかタカにやられているので残るは、この2羽となってしまった。同じ巣立ち雛といっても成長の度合いに大きなひらきがある。雛、どうしでも厳然と生存競争が行なわれているのだ。
 自然の摂理とは言え、野生の凄さやはかなさを、思い知らされた一日だった。

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2010/08/21

休耕田  ケリ

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 ケリが水の張られた休耕田に降りていた。20羽ほどの群れであるが、さすがにこの暑さのせいか、動きは少なく水田の一隅でたたずんでいるばかりだった。地味な体色と対照的な、真っ白な尾羽と黒い翼の先端部のコントラストを見たかったのであるが、一時間ほどカメラを構えていたが羽をひろげることがなかった。

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 長く細い黄色の足と、小さな黄色い色の口ばしとその先が黒いのが愛らしのと、赤い光彩の瞳が良く目立っていた。また夏羽の特徴である胸の黒帯が見られた。
 陽射しが強くなってきたので、一時間ほどで退却する。他を回ってみるつもりだったが、暑いことを口実にそのまま帰宅した。気力が続かないのは、歳のせいだろうか。
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2010/08/14

高原の空気 ノビタキ (在庫から )

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 高原の最奥に位置する小さな湿原は、最盛期でも訪れる人も少なく、この高原では一番好きな所であり、秘密基地のように思っている。
 静まりかえった高原の空気は冷たく、まだ7月末なのに何処かに秋を潜ませているような気がする。ノビタキ、ホオアカも子育てがもう済んだようだ。

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 ノビタキの幼鳥が、親を離れのびのびと飛び回っている様子が微笑ましい。

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  カラマツソウが湿原のあちこちで咲いて いるのがみられる。その繊細な花柄が好ましい。

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2010/08/08

お山で ライチョウ、イワツバメ

 岩場の砂礫ばかりの地に健気に咲くコマクサの可憐さには、見るたびに心うたれる。
のんびりと山旅を楽しむ予定だったが、用事が出来てあわただしいものになってしまった。それでも、イワヒバリやコマクサを堪能でき、ライチョウにもちょっとだけ出会え満足とする。 (撮影日7月31日)

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 クロユリの、花言葉は唄にあるように「恋」であるほか「呪い」とか「復讐」といった恐ろしいものもあるそうだ。それでも、クロユリに出会うと山にきた気分がし、幸せを感じる。

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 ライチョウを撮りたくて、D岳に登ったのだが到着したときにハイマツの中に入っていくところだった。かろうじて数枚のシャッターを切ることが出来た。親は雛がハイマツの下に隠れるのを確認していた。危険が去れば再び姿を見せそうだったが、用事があるなか無理して時間をもらったので、待っていられなかった。
 イワツバメが雪渓の脇で雪解けでやわらかくなった土や枯れ茎を集めていた。
 
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2010/08/07

7月の在庫  トンボ、蝶、花

 今日は、立秋とのことであるが7月半ばから続く暑さが少しでも弱まってくれると、助かるのだが。今朝5時過ぎに目を覚ました時にはすでに強い陽射しが注がれていた。早々に鳥撮りをあきらめて、パソコンの整理に一日を費やすこととした。
 7月の在庫からは、鳥待ちの間に何気なく撮っていて、消さずに残っていたトンボや蝶と花にピンチヒッターを務めてもらうこととした。

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 トンボや蝶となると、さらにさっぱりでその名すら分からない始末だった。思い余って、わが「秋ヶ瀬野鳥クラブ」幹事の T さんにお尋ねした。その結果、蓮の蕾にとまるトンボは、尾についている左右の丸い部分をウチワに見立ててウチワヤンマ、蝶はミヤマカラスアゲハと言うことを教えていただいた。T さん有難うございました。

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  チョウトンボは、ひらひらと蝶々のように飛んできて蓮の葉に影を落としていた。

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  この蝶の名は、お尋ねしていないので分かりません。

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2010/08/03

イワヒバリ 2 花絡み

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  ヨツバシオガマの咲く前の岩にのって、めずらしく動かずにいてくれた。

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  クロユリが咲く、お花畑に飛び込んだかと思ったら出てきたのはカヤクグリだった。

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  谷側から吹き上げられるように飛んできて、ミヤマダイコンソウの咲く稜線で一休み。

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  ハクサンイチゲが群生するお花畑で、何かを思案しているようだった。

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2010/08/02

イワヒバリ 1 岩場

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  乗鞍岳に25日に行く予定が、事情が出来て31日(土)に出かけた。それも数時間の滞在というものだった。それでも、今回の目的だったイワヒバリをたくさん撮ることができた。昨年は、ライチョウとカヤクグリをたっぷり撮ったが、イワヒバリは足環のついたものや背景が悪く不満が残っていたのだ。
 D岳山頂前の岩に降りたイワヒバリ。岩場が良く似合うが、イワヒバリは、森林限界より高い所に棲息するだけに体色が岩場と保護色のようだ。

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  目の前の岩に乗って、チョッチョッ、チリリリと細く澄んださえずりを聴かせてくれる。近過ぎるが、動くことも出来ずフレームいっぱいになった。

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