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2011年5月

2011/05/28

巣立ち  フクロウ

 フクロウをマイフイルドの森で5月始め頃から見かけたが、そのフクロウがなんと営巣し雛を孵した。車の往来の激しい道路際の身近な公園でのサプライズだ。それだけにカメラマンで、大騒動であった。少しでもそっとしておいてあげたい気持ちからブログへの掲載を控えてきたが、無事に巣立ちしたようなのでアップすることとした。

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 巣立ちをしたとの知らせを受けて、早朝5時に駆けつけた。柳の洞から出て天辺近くの枝で、濡れた体を干すためか立ち上がっていた。明け方まで降っていた雨は止んでいたが昨日から巣を出たとのことだが、あの雨の中でじっとこうして耐えていたのだろうか。別の雛なのか親なのか、もう一羽が道を挟んだ林の中にいた。
 毎日、観察している人の話だと3羽の雛が誕生したそうである。営巣の柳は草地の中にぽつんと立ち、それも木の上部が折れて伐採された低い木立の中程にある洞であり、まったくと言って良いほど無防備な感じがするが、そこでフクロウが雛を孵し巣立ちした。それだけに、いっそう感銘も深く嬉しかった。(撮影日5月27日)

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 朝は濡れて羽毛が体に貼り付いていたので、フクロウの雛らしくなかったが夕方に再び訪れた時は、ふっくらとして縫いぐるみのようだった。辺りが暗くなるにつれ目を大きく開き、首を回したり伸びをしたりと動きをはじめ、大きなあくびも見せてくれた。            

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  今日は、一羽が洞の上方に登っていた。その子を朝日が照らす反対側の木立から親が見守っていた。フクロウの視力は人間の100倍といわれるから、さぞまぶしいことだろう。だから日中は目を覚ましても、ほとんど目を瞑っている。(撮影日5月21日)

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 1、2日前から待望の雛が顔をみせていると聞いていたが、ようやく確認することが出来た。フクロウの姿が見られる位置から営巣すれば、この柳の洞かと考えられたが夜行性のフクロウの出入りは確認できず半信半疑だっただけに感激。(撮影日5月18日)

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2011/05/22

再 会 クロツグミ

 クロツグミをようやく撮ることが出来た。何年ぶりのことだろうか。毎年のように見ることは見るのであるが、撮ることが出来ないでいた。先週も鳴き声だけは堪能したが、姿を見ぬうちに退散してしまった。後で聞けば、待っていた所に数分の違いで現れた、とのことだった。相性の悪さといったらない。
 今日こそはの思いで出かけた。なんと、着いたとたんに頭の上の枝に鳴きながら飛んで来てくれた。高鳴る気持ちを抑えながら夢中でシャッターを切り続けた。

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 日本の夏鳥で一番の魅力的なさえずり に上げる人もいるように、複雑な音階を奏でながら聴く者に朗らかな響きが伝わる鳴き声は、確かにコマドリやアカショウビンのような個性派に引けをとらない。コンテストがあれば間違いなくクロツグミに一票を投じよう。
 そんな鳴き声を今日は目の前でさえずる姿とともに、たっぷりと楽しませてくれた。
 ところが、良かったのはこの時だけで後は空抜けの高い梢ばかりだった。その上、雨が降り出し昼前に退却せざるを得なかった。
 クロツグミは、なんとなくヒョウキンな感じがして好きな鳥なのであるが、相性の悪さは今回も拭えづ、片思いが続きそうだ。
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2011/05/21

シシウド オオヨシキリ

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 早朝からのマイフイルドの森での鳥待ちに疲れ、いったん自宅に戻り昼寝をし再び森に戻る前に、暑さしのぎのつもりもあって、田んぼに向かった。今日はいきなり、真夏のような暑さだ。田んぼは、早苗の上を風が通り抜け爽やかだったが、その田んぼの先の休耕田で大声でさえずりをあげるオオヨシキリと、しばらく遊ぶこととした。ヨシキリの声で夏へと季節が移ってゆくのを知らされる気がする。

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 シシウドの名は、ウドに似て大きく、猪でも食べれそうなことに由来する。たしかにシシウドは、背丈も高く大手を広げて草原でひときわ目立つが、セリの仲間であり独活はウコギ科である。和名の由来は、パットしないが学名のアンジェリカ(Angelica)はラテン語で天使のことであり、強心剤の薬効があり命を救うことからだそうである。
 天使の魅力に惹かれてか、ヨシキリが良く花の下にとまってさえずってくれたが、強い陽射しと影で、写真としては苦しかった。

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2011/05/14

秋が瀬に フクロウ

 フクロウがマイフイルドの森で見られるようになって一週間以上たっているようだが、ようやく撮ることができた。朝のうちに見たときは、なんとか全身が写せたが帰りには、葉の中に隠れるようにして眠っていた。
 秋が瀬で、フクロウがこんなに居ついているのは、20年ぶりのこととベテランのカメラマン氏に教わった。

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 チョウジソウが、マイフイルドでは森のいたるところで咲いているが、絶滅危惧種2類に指定されている植物である。フクロウのポイントでは、かなり踏みつけられていて、痛ましい姿になっていた。足元の草にも注意を払って欲しいものだ。

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2011/05/08

居残り アカハラ、シメ

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  5日から昨日まで立山、妙高と遠出をしていたので今日は疲れが残っているので、鳥撮りを休もうと思っていたが疲れをとるのはマイフイルドの森が一番の良薬と勝手な理屈をつけて家をでるが、子供の森に入った時は9時になっていた。すでにコムクは何処かに散ってしまっていた。朝早い時間は良かったのにと、いつもの言葉を承る。
 この時間では、なんにも撮れないかと思い始めていたときに遠いがキビタキとビンズイを見つける。
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 夏鳥二種を一応撮ったので、お昼までのつもりだったので引き上げようとしていていると、アカハラが近くの木の幹に飛んできた。若葉の下でみるアカハラは、冬期に見慣れた枯葉を漁る姿と違い、その鮮やかな色合いにひきつけられる。
 いったい、アカハラはいつまで居残っているのだろうか。シメもクチバシを銀色にして、まだ残っている。山に雪が多いからと言うが、そうだとしたら今年の気象異変をどうやって察するのだろうか。何れにしても、冬鳥と夏鳥が同時に見られるのだから有難い。

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2011/05/07

妙高にて ノジコ、アカゲラ、ニュウナイスズメ

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 ノジコが「いもり池」(妙高)のほとりの水芭蕉が咲く湿原に囀りを響かせていた。チョピー、チョッ、チョッ、チョロリリとテンポ良く、甘い声だ。残雪の地べたにも降りていたりする。ノジコは、日本列島の固有種であり、非常に分布が限られると言われるが、春のこの地ではアオジよりも普通に見られるとのことである。

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 ここでは、アカゲラは普通の鳥であり、この時季いたるところで見られ、ニュウナイスズメも、道路際の樹木にとまっていた。釣り糸のような物を咥えていたのに、いっそう興味をひかれた。
 今回は、見ることが出来なかったが、コルリやクロツグミも比較的良く見ることが出来、戸隠から30分ほどのこの地は、穴場のような気がする。
   ついでに勝手に宣伝させてもらうと、この地の情報と宿は、その名もペンション・スノーグース(白雁)http://www31.ocn.ne.jp/~snowgoose/がお奨めだ。

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2011/05/04

田んぼ オオヨシキリ

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 今日は、連休で大賑わいのマイフイルドの森を敬遠し、田んぼに足を運んだ。木々に囲まれた森と違って広々とした空間の田んぼに、気分もくつろぐような気がする。田には水が張られ、田植えの最中のところもある。
 水が入り、さまざまな生物がよみがえってくるような光景の中で、早くもひときわ大きな鳴き声をオオヨシキリが響かせる。ダイサギがゆったりと田から田へ畦を渡って行く。そのダイサギの目は水色の婚姻色に染まっている。空高くから降りてきてチョウゲンボウがホバリングを繰り返して見せてくれた。それを、土産に早々に鳥撮りを切り上げる。春から初夏へ季節は動き始めているようだ。

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2011/05/03

地味目な夏鳥  コムクドリ

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 コムクドリが、オオルリやキビタキばかりが夏鳥じゃないとばかりに群れで姿をあらわした。ただ、梢をせわしなく動き回るのでフアインダーに納めるのに苦労させられた。
 ムクドリよりも小さく、またムクドリは体が黒っぽくクチバシと足が橙色なのに対し、コムクドリの足とクチバシは黒い。コムクドリのオスは白い頭と赤茶色の頬、黒い背と翼の白斑が特徴である。見た目も、ムクドリのように猛々しさはなく可愛い感じがした。
 冬期はフィリピンやボルネオ島などで過ごし、繁殖のため日本に渡ってくるとのことである。オオルリ、キビタキと比べるまでもなく地味目な夏鳥だ。近年その数が減っているとのことだ。

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