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2011年8月

2011/08/28

間にあった! 2 ハスカワ

 今日もハスカワへ。遠征の予定だったが時期限定のハスカワを優先した。
 昨日は涼しくて良かったが予報に反し強い陽射しだった。お天気と同様に、
 鳥の出もきのうのようではなかった。
 写真の方は、昨日同様にたいした意味はないが縦位置に揃えてみた。

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    ハスの名は、花托の形状が蜂の巣のように見えることからである。
    ハスの古名ハチスが転訛したものであり蓮の字は根が連なっている
    ことからの当て字とのことである。
    また「ハスは、泥より出でて泥に染まらず」との言葉が思い出される。

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   カワセミの出が途絶えたので、足元の草地に飛び交うトンボを撮る。
   この素晴らしく赤いトンボの名を知らぬが、赤トンボの姿に秋を感じる。
   チョウトンボも、メタリックな羽を輝かせていた。

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2011/08/27

間にあった! ハスカワ

    まさかこの時期にハスの花絡みのカワセミが撮れるとは思わなかった。
   ハスカワを撮るのは5年ぶりぐらいになろうか。それでなくとも、このところ
   
鳥運に見放されていたので、感激だった。
   4羽ほどのカワセミがハス池で採餌していたが、何れもくすんだ色合いで
   今季に誕生した若鳥のようだ。

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2011/08/21

室堂平の花 2 

 雨の日曜日のため、目当ての鳥さんが撮れずそのまま手をつけていなかった 先週の室堂平の写真を取り出した。
 これで3週続けて鳥撮りの写真をアップしていないことになる。おそらく5年のブログ暦で初めてのことだろう。花やに戻るつもりじゃないので悪しからず。

 

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 シナノキンバイが短い夏を謳歌していた。葉が細かく切れこんでいるのでミヤマキンバイではないように思われる。どちらも高山の砂礫帯で良く目立つ花だ。

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 ヤマハハコ。白い花弁のように見えるのは葉が変化したもので黄色部分が花である。長野以北と北海道の山地でみられる。

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 タカネマツムシソウ。マツムシソウに比べ草丈が短いが花は大振りである。平地の猛暑をよそに、秋の風情を漂わせていた。

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 ウサギギク。やあ、しばらくと思わず声をかけたくなるほどヒマワリを小型にしたような、この花は、ちょっとした山でも出会える親しみやすい花だ。

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 ミヤマダイコンソウ。つやのある大きな葉がダイコンの葉に似ているからだそうであるが、秋にはこの葉が赤く染まって岩場を彩る。

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 ミヤマオトギリ。この草の名のいわれを知ってかしらずか岩間に咲く小さな花に目を留める人は少なかった。兄が、鷹匠の傷薬としていたこの草の秘密を明かしてしまった弟を切ったという平安時代の伝説から、弟切草となったそうだ。

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  タテヤマウツボグサ。ウツボは弓矢の矢を入れる鞍のことである。

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室堂平の花 1 

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 室堂平は、北アルプス北部の立山の弥陀ヶ原溶岩台地2450mに位置する。
 本来、「室堂」とは江戸時代の建物のことで、元来は修験者が宿泊したり祈祷を行った堂であり、のちに立山に登拝する宗教登山者の基地となった。建材として美女平のタテヤマスギが使われている。この建物は国の重要文化財に指定されている。
 現存する建物は加賀藩の援助で18世紀に建てられたものだが、最初のものは14世紀に建てられたと考えられている。(フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia』より)
                         撮影日2011年8月12日

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 立山を代表する花、チングルマ。名の由来は種穂(下の写真)を稚児車に見立てたもの。

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 イワカガミとチングルマ。

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ミヤマリンドウとタテヤマリンドウ(下の写真)

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 ヨツバシオガマとお花畑(下の写真)。シオガマの由来がふるっている。葉まで(浜で)目立つ塩釜によるとか。

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2011/08/13

山麓の花 2 秋の七草など

 鳥撮りを仕損じて、白馬山麓へ。
『鳥は逃げてしまうが、花は訪ねれば待っていてくれる。』 花やの友人の悪口に従うこととしたのだ。その言葉のとおり、野の花はやさしく迎えてくれ、何の変哲もない野花であるが落ち込んでいた気分をいやしてくれた。

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 ミソハギは何処でも見られる草であるが、この地では一段と鮮やかに見える。旧盆の頃に咲くことからボンハナ(盆花)とかショウリョウバナ(精霊花) の異名がある。ミソハギのミソは、みそぎ(禊)からである。

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 ソバナが紫の花枝を垂れ、フウロソウが強い陽光を跳ね返していた。フウロはいろいろあって見分けがつき難いが、これはアサマフウロとのことである。

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 ツリフネソウは、好きな草の一つである。ツリフネソウにはキバナやシロバナがあるが、このアカバナが普通種であろう。この花の姿に植物の知恵の深さを感じる。

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 森の中では早くも、ルイヨウボタンが瑠璃色の玉をつけ、トチバニンジンが花火のように赤い実を拡げていた。

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 オミナエシが、黄色い花を手を広げ背を伸ばすように茂り、キキョウが青紫の大きな花を輝かせていた。

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 オミナエシ、キキョウを撮っていて秋の七草であることに気がつき、近くにあったナデシコとハギやススキ(ヤバネススキ)を写した。フジバカマもあったが陽射しが強過ぎて写真にならないのでやめたが撮っておくのだった。それにクズを加えて秋の七草である。

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山麓の花 レンゲショウマ

 うす紫で優雅な気品のあるこの花に、憧れる野草フアンが多い。
名の由来は、花がハスの花(蓮華)に似ていて、葉がサラシナショウマのようだから。
 きまって、お盆を待っていたかのように花開くこの花に逢いたくて白馬山麓を訪れた。森の中でひっそりと咲き始めていた。その姿に心が安らぐのを覚える。

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 樹林の中の赤紫の丸いつぼみにメルヘンの世界に誘われ、森の小人のランプのような感じがした。レンゲショウマは日本特産で、1属1種の植物。

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 キレンゲショウマもたくさんのつぼみをつけていた。レンゲショウマは、キンポウゲ科であるのに対し、キバナノショウマとも呼ばれるこの花は、ユキノシタ科である。

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2011/08/07

鳥脳力 2 鳥目、鳥頭

20110807_135813921_2 「鳥脳力」 副題に、小さな頭に秘められた驚異の能力、とあるように様々な実験や考察で鳥の脳の秘密が解き明かされている。

 『鳥頭』あるいは『鶏は三歩、歩けば忘れる』とか『鳥目』 とか鳥の能力について何故か褒め言葉は少なくむしろ悪い表現が多いように思われる。野鳥観察を趣味とする者として、異をとなえたい気がしていたがこの本によって溜飲が下がった。
 ただその内容を伝えるとなると、実験の前提となる図で示される条件や説明を正確に、ここに記さなくてはならないが、それは到底出来ないので勝手な独断と偏見による抜書きをする。自身のための覚えであり正確なものではないことを、お断りする。

 「小鳥は、脳の片半球づつ眠ることが出来る。これは、捕食者に対する警戒を絶やさないためと考えられる。一方の脳は眠っていても、他方の脳は監視をおこたらないわけである。」
 「側方眼である鳥は、同時に前と横の二ヵ所にピントを合わせることができる。この視覚世界をヒトが想像することはかなり難しい。側方眼は鳥の専売特許ではなく、馬などにもあるし、前方眼もまたフクロウなどがもっているので哺乳類のみのもではない。一般に捕食する側(最終的に近距離での距離判断が決定的に重要だ)は前方眼であり、いち早く捕食者を発見する必要のある捕食される側は側方眼をもっている。」

 鳥目なんてもんじゃないね。どうりで直ぐに小鳥に気づかれて逃げられてしまうわけだ。前と横にピントが合わせられたら、ピンボケ写真もなくなるだろうに。

 「ハトは、図形を最終的に160枚まで覚えることができるばかりでなく、490日後にも記憶を保持していた。また、意味のない図形でなく、風景などの写真であれば160枚を731日も覚えていた。ただし、鳥の記憶容量に限界がないわけではない。ブラウン大学のクック博士はハトの視覚記憶容量の限界がおよそ700枚くらいだと推定している。」

 鳥頭どころか、驚くべき記憶力だ。ちなみにヒトは実験的に調べた例では1万枚もの写真を覚えられたことになっているそうだ。鳥頭なのかな、疲れてきたのでこのへんで本の覚書は終わりとしたい。

 「夜に空を渡る鳥達は、星座コンパスをつかう。」
 「小鳥の歌には相当複雑なものがあるが、求愛か、なわばり宣言であり伝える情報はすくない。」
 「鳥類は道具を使う例が、哺乳類より多い。ニューカレドニアカラスは、加工した道具を携帯して場所を移動する。」

 などなど、ほかにも興味深いものがたくさんある。ご一読を。

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本を投げ出して、田んぼに向かった。

コヨシキリが 夏空に向かって歌っていた。
この間まで、やかましいほど鳴いていたオオヨシキリは姿がなく、コヨシキリがその芦原で子育中のようだった。

 早くも芦が穂を出し始めていた。
暦の上では、明日が立秋だ。

 

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2011/08/06

鳥脳力 1  恐竜ロマン

 鳥撮りを、今日は休んだ。
猛暑が戻ってきた。このところ何日か涼しい日が続いた後だけにこたえる。夏バテ気味でもあり、鳥撮りを休み、朝刊に目を通していて、この新聞社が主催する「恐竜博2011」の特集記事を読むうちに以前に読んだ一冊の本を思い出してとりだした。

 20110806_132822421_2渡辺 茂 著 「鳥脳力」 という本である。去年の4月に化学同人から出版されたものである。簡単に紹介したい。

 「鳥は生き残った恐竜である。」第1章 鳥ー絶滅しなかった恐竜の書き出しである。
 「つまり恐竜は絶滅しなかったのである。なぜなら鳥は恐竜から進化した動物ではなく、生き残った恐竜だからである。・・・恐竜には、鳥型恐竜と非鳥型恐竜があるのだ。恐竜が6500年前に絶滅するより前に非鳥型恐竜と鳥(鳥型恐竜)は共存していた。そして、鳥型恐竜は現代鳥として生き残ったのだ。」
 「正確には鳥は恐竜網竜盤目獣脚亜目に属する。れっきとした恐竜である。」

 まさに目からウロコとは、このことか・・・。たしかに小鳥を撮影していて、驚くのは可憐な小鳥達が脚だけ見れば獣のような足に見えることがある。

 「ハクスレーはクリスマスに七面鳥を食べていた。足の骨をもったとき、彼はそれがいかに獣脚類の恐竜の足の化石に似ているかに気がついた。彼が鳥の恐竜起源説を提唱するようになった始まりであるとされる。」

 ここで、「鳥は生き残った恐竜である」という説にこだわってみたくなり、本から離れて調べてみた。鳥脳力のあれこれにいては、明日にしたい。

 鳥の祖先と言えば、始祖鳥と当たり前のように思っていたが、そのことが覆される発見が、2009年にあった。これにより、1億6000万年以前に鳥型恐竜と非鳥型恐竜に分かれたことが化石でしめされたようだ。そしてアンキオルニスの化石により恐竜の色が解明されたというから興味はつきない。

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始祖鳥の最も有名な化石ベルリン標本

1876年もしくは1877年発見。ドイツ にて Jakob Niemeyer が発見。1884年、Wilhelm Dames により記載された。現在はベルリンのフンボルト自然史博物館に保管されている。これは始祖鳥の化石として最良であり、また完全な頭部が残る最初の化石である。当初は A. siemensii として新種記載されており、本種の定義は近年の研究結果からも支持されている。


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(Elżanowski 2002)。
                想像模型

(フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia』 より)

 

始祖鳥より前の時代の初の羽毛恐竜アンキオルニスの発見                   

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『アンキオルニス・ハックスレイ』という恐竜が、1億5100万年〜1億6100万年前まで、現在の中国北東部に生息していたことが古生物学者たちによって初めて報告されたのは、2009年9月のことだった。

体が柔らかく、クジャクほどの大きさのこの恐竜の存在が報告されたことは、大きな話題となった。とくに、始祖鳥より前の時代に羽根を備えたこの恐竜が生息していたことが注目されたのだ。多くの科学者は、この恐竜を最古の鳥類だと考えている。
 

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エール大学の古生物学者Jakob Vinther氏らのグループが、2009年初めに発掘されたアンキオルニス・ハックスレイの標本を用い、化石化した羽毛29ヵ所を顕微鏡で観察したのだ。
研究グループが観察した羽毛のほとんどすべてに、メラノソーム[メラニン小体]と呼ばれる色素含有組織が保存状態の良い形で残っていた。メラノソームがない羽毛はおそらく白い色だった、とグループでは推測している。
メラノソームの大きさ、形、密集度、それに並び方を、現代の鳥が持つさまざまな色の羽毛と比較することで、アンキオルニス・ハックスレイがどのような色をしていたのか描いてみたのが上のイラストだ。
羽の大きさは体を支えるものではなく、羽はもともと飛翔のためではなく、視覚的な信号を送るなどの役割があった(日本語版記事)ことを示していると考えられるという。

(*以上、すべて無断で引用したことを
  どうぞ ご容赦願います。)

 
前後の脚に長い風切り羽を持つこの「アンキオルニス」がやがて前脚の翼が発達して飛翔能力を身につけ鳥類に進化したと考えられるとのことだ。
 鳥の先祖が恐竜ならばその子孫が現代まで生き続けているのだから、ロマンを感じないでは、いられない。

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